リフォームの中でも一番需要が多いトイレ。トイレの寿命は一般的に7〜10年と言われていますが、水漏れや便座の不具合など、故障が発覚してからリフォームを検討する人が多くなっています。いざというときに慌てないために、いまどきの「トイレリフォーム」をまとめてみました。
トイレをリフォームするきっかけは?
トイレのリフォームを考えるときは、どんなことがきっかけになるのでしょうか。
大きく分けて3つのタイミングがあるようです。
一つは「トイレの故障」、二つ目は「トイレの老朽化」、そして三つ目が「ライフスタイルの変化」。
トイレは毎日何度も使う場所なので、不便なく楽に使いたいものですね。
不便を我慢して使うと、怪我の元になったり身体を壊してしまう場合もあります。
もし、家族の中に使うのが不便だと感じている人がいるなら、早めにリフォームすることをおすすめします。
トイレの寿命は?
では、トイレの寿命はどのくらいなのでしょうか?
使い方にもよりますが、一般的にトイレの寿命は7〜10年と言われています。
トイレは故障していないと、リフォームをするタイミングがなかなか見つけにくいかもしれません。
しかし、10年を過ぎたら目に見えない部分の排水管やタンク内などが劣化しています。
トイレは毎日頻繁に使うもの。故障してからではあたふたしてしまいますよね。
特にマンションにお住まいの方は要注意。水道管から水が漏れているのがみつかったら、排水管の老朽化を疑ったほうがいいかもしれません。
トイレリフォームのメリット
最近は公衆トイレでも洋式化に変わりつつありますが、足腰が弱ってくると、どうしても和式トイレが使いづらくなります。また、力んでしまうのでカラダの負担も大きくなります。
和式トイレから洋式トイレへとリフォームすれば、メリットだらけですが、問題は価格です。
しかし、和式便器の上にかぶせるだけで洋式トイレにリフォームできるものもありますので、ぜひご検討ください。
トイレリフォームの費用
手洗いカウンター
手洗いカウンターを新規に設置する場合の相場は、大体10万円〜20万円です。
各メーカーによって特色も異なり、TOTOはキャビネットと一体型でも蛇口が横に付いている省スペース型、LIXILはコーナー用キャビネットなどのコンパクトタイプなどがあります。
トイレの増設
半坪ほどのスペースがあれば、トイレを増設することが可能です。費用は、設置場所やトイレ機器のグレード、排水管の工事にもよりますが、50〜100万程度です。詳細は下記をご覧ください。
トイレのドア
トイレのドア交換は、ドアの価格・枠も交換するかどうかで費用差が生まれます。
ドアだけ交換する場合4〜10万円程度、枠も一緒に交換する場合は9〜18万円程度となっています。
トイレリフォームの失敗例
トイレリフォームの失敗例には、「サイズ感の失敗」「レイアウトの失敗」「床材の失敗」「照明の失敗」「水圧の失敗」などがあります。トイレリフォームはデザインだけで決めてしまうと、思わぬストレスを生むことになります。リフォーム前に良く下調べし、快適なトイレ空間を作りましょう。
いまどきのトイレ
新築や家のリフォームをお考えの場合は、タンクレストイレがおすすめです。タンクレストイレは、トイレが広く使える上に、清潔に保ちやすく、最近のものは値段が手頃。水圧さえクリアできればチャンスです。
温水洗浄暖房便座には貯湯式と瞬間式があり、本体価格が安いのは貯湯式ですが、ランニングコストが安いのは瞬間式です。商品メーカーは、節電・機能ともに優れているPanasonicや使う人に優しい機能が多いINAXなどがおすすめです。
トレイリフォームの実際
トイレリフォームの実際をご紹介しましょう。リフォームの参考にしてください。