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【都市ガスVSプロパンガス】意外と知らない5つの違い|どちらがオトク?

2018年12月3日

引っ越しなどで必ず契約する「ガス」。住む地域によって、都市ガスを使っている地域とプロパンガスを使っている地域に分かれますよね。

両者が混合していて各家庭で選んでいる地域もありますが、そもそも都市ガスとプロパンガスはどう違ってどちらがオトクなのでしょうか?

ここでは意外と知らない5つの違いについてご紹介します。

都市ガスとプロパンガスの違い

都市ガスとプロパンガスの違いは大きく分けて5つあります。

  1. 原料の違い
  2. 供給システムの違い
  3. 災害時の復旧速度の違い
  4. 重さの違い
  5. 料金の違い

では1つずつ詳しくご説明しますね。

1.原料の違い

同じガスでも、都市ガスはメタンを主成分とする天然ガス(LNG)、プロパンガスはブタンを主成分とする液化石油ガスで、原料が異なります。どちらが良い悪いということはなく、ただ原料が違うということです。

2. 供給システムの違い

供給システムの違いですが、都市ガスはガスの導管を使って各家庭に直接ガスを提供するシステム、プロパンガスはボンベに詰めて各家庭で使用するシステムです。

気体のガスは冷やすと液体化して体積が小さくなるので、両者とも液体の状態にして基地タンカーに貯蔵します。その後、都市ガスは気体に戻し導管を通じて、プロパンガスは液体のままボンベに詰めて各家庭に供給するというしくみです。

3.災害時の復旧速度の違い

自然災害が急増している今、復旧速度は気になるところですね。

ガス管で各家庭にガスを供給している都市ガスは、災害時の復旧作業を数千軒単位の地域ごとに行うため、ガス会社の復旧を待つ必要があります。

一方プロパンガスは、各家庭でボンベや配管、ガス機器の安全が確認できれば、即使用を再開できます。

4.重さの違い

2つのガスは原料が違うので性質も異なります。都市ガスは空気より軽く、プロパンガスは空気より重いという性質です。

ですので、万が一ガス漏れした場合には、それぞれの対処方法も異なります。

都市ガスは上に溜まるので換気扇を回し、プロパンガスは下に溜まるので、下まである窓を開けて換気をするなどで対応しましょう。

5.料金システムの違い

さて、一番気になる料金の違いですが、結論から言うと都市ガスのほうが安いです。

料金システムは、両者ともに算出方法は基本料金+従量料金(単位料金×㎥)で、自由料金となっています。

しかし、都市ガスは2017年に自由化されたにもかかわらず、参入企業が少なかったため国が定めていた従来の料金とあまり変わっていないのが現状です。

一方プロパンガスは元々自由料金制だったため、販売会社同士の価格競争が行われており、同じエリアでも販売会社によって価格に大きな差がある場合があります。

つまり、プロパンガスの料金は、適正価格は定められていません。もしプロパンガスを使用するなら、契約する前に見積もりを出してもらい、比較検討することをオススメします。

ちなみに、四国地域の都市ガスとプロパンガス(各社平均)の平均料金は、調べてみると次のようになっていました。

都市ガス:1㎥あたり基本料金835.92円+従量料金286.25円=約1122円
プロパンガス:1㎥あたり約1833円
(参考:一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センター)

 

まとめ
都市ガスとプロパンガスの違いをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

両者の違いは以下の5つでした。

  1. 原料の違い
  2. 供給システムの違い
  3. 災害時の復旧速度の違い
  4. 重さの違い
  5. 料金の違い

とくに私達の生活に直接関わりがあるのは、災害時の復旧の違いや重さの違い、そして料金の違いです。

毎月の料金を重視するなら都市ガスがオトクですが、災害時のライフラインを重視するならプロパンガスがおすすめです。

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