お風呂やお湯を沸かすときに欠かせない給湯器ですが、寿命はどれくらいかご存知ですか?給湯器が壊れてしまうとお風呂にお湯を貯めれなくなってしまうのでお風呂に入れなくなってしまいます。
そうなる前に早めに取り換えておきたいですよね。
この記事では、給湯器の寿命から寿命がきたときのサイン、取り換え費用まで詳しく解説していきます。
給湯器の寿命はどれくらい?
給湯器の寿命は、設置されている場所にもよって変わってきますが、14年~24年使うと寿命がくるといわれています。
一軒家は、寿命がきたことに気づきにくいですが、マンションやアパートの場合はほかの家庭の給湯器も壊れている可能性が高いため、比較的分かりやすいです。
次の章では、給湯器の寿命が縮む原因について解説します。
給湯器の寿命が縮む原因
給湯器の寿命が縮む原因は次のようなことが考えられます。
浴室乾燥をずっとつけている
乾燥しやすくなる秋から冬にかけて、浴室乾燥をつけっぱなしにしている家庭も多いかも知れませんが、浴室乾燥を使い続けていると給湯器が作動し続けるので寿命が縮む原因になります。
燃焼ボタンをよく使う
熱めのお風呂が好きという方は燃焼ボタンを押すことが多いと思いますが、燃焼ボタンを頻繁に押していると給湯器の作動回数が多くなりますので給湯器の寿命が短くなってしまいます。
お湯を使うことが多い
お風呂に入るときだけに限らず顔や手を洗うとき、洗い物をするときにお湯を使うことが多くなると思いますが、お湯を使い過ぎると給湯器に負担がかかってしまうので、寿命が縮みやすくなってしまいます。
ですので、できるだけ水を使うようにすることで給湯器を長持ちさせることができます。
お湯を新しくすることが多い
お風呂に入るときに一人ひとりお湯を新しくするというご家庭も多いと思いますが、入る人が変わるたびにお湯を沸かし直しているとそれだけ、給湯器の稼働回数が増えるので、お湯を新しくすることが多い場合は注意が必要です。
ご紹介してきたように、給湯器が縮む原因はお湯を使うことですので、水を使うように心がけましょう。
次の章では、具体的な給湯器の寿命がきたときのサインをご紹介していきます。
こういう状態になったら買い替え時!給湯器の寿命がきたときのサイン
給湯器の寿命が近づいてくると次のような状態になることがあります。
お知らせ音が小さい
「お湯張りをします」「お風呂が湧きました」といったお知らせ音が聞こえないぐらい小さくなったり、音が消えてしまっているときは、寿命が近くなっているかも知れませんので注意が必要です。
ボタンを押しても反応しない
お湯を熱くする燃焼ボタンを押しても熱いお湯が出てこなかったり、温度調節が出来なくなり始めたら、給湯器の本体が動いているかどうか確認することをおすすめします。
燃焼ボタン以外のボタンを押すとエラーが表示される
燃焼ボタン以外のボタンを押したときに「14℃」と「2」という数字が交互に点滅し「ホホホホーン」というお化けが出たときのような音がしてお湯が出なくなったときは、給湯器が完全に壊れたサインですので業者に連絡しましょう。
次の章では、給湯器の買い替え費用をご紹介していきます。
給湯器の買い替え費用
給湯器の買い替え費用は修理を依頼する業者によって差がありますが安くても15万円、高いところになると30万円以上かかりますので、まとまったお金を用意しておいたほうがいいでしょう。
まとめ
給湯器の寿命はわりと長いですが、使えなくなると非常に不便なので壊れる前に買い替えることをおすすめします。