浴室・洗面所のリフォーム

浴室リフォームのよくある失敗例5つと失敗しないポイント

2019年9月12日

戸建てでもマンションでも、従来の浴室を使い勝手の良いシステムバスにする人が増えています。

浴室リフォームはあまり失敗しないイメージですが、意外と大きな落とし穴があるもの。そこで、今回はよくある浴室リフォームの失敗例5つと、失敗しないポイントをご紹介します!

浴室リフォームのよくある失敗例

浴室は水回りの中でも一番大きな場所です。年に一度の大掃除をはじめ、日頃のお風呂掃除も大変ですよね。体の汚れを落とし、リラックスする場所でもあるので清潔に入りたい一方で、掃除したくない場所ナンバーワンであることも事実です。そのため、リフォームには掃除のしやすさも考えねばなりません。

浴室をリフォームすると気分も一新して気持ちの良いものですが、業者任せにするのは要注意。事前に自分でしっかりと確認していないと、以下のような失敗をしてしまいます。

カビが生えるようになった

お風呂にカビが発生することはなかなか防げませんが、リフォームしてカビが以前より発生するような失敗は避けたいものです。リフォームしたらカビが生えたてしまった例は、以下のようなものです。

  • 以前と違う素材の壁にしたらカビやすくなった
  • 予算の関係で窓はリフォームをしないでいたら、窓の結露が原因でカビが生えるようになった

お風呂場は湿気がこもりやすいので、素材ひとつで結露やカビが発生しやすくなることがあるため注意が必要です。

リフォームしたら狭すぎた&広すぎた

最近のシステムバスは、浴槽や壁に断熱材が入っているものがあり、ヒートショックなどを防いで追い焚きなどのコストを押さえられるので人気です。

一方、断熱や保温効果の高い浴槽は断熱材が入っていたり、浴室の外を断熱材でスッポリ包むなどの加工が施してあるため、浴槽内や浴室内が狭くなってしまうというデメリットがあります。

また、広い浴室は憧れますが、意外と使い勝手が悪く後悔したという声を多く聞きます。
浴室が広いと室内の温度が下がりやすく、市販のバスマットなども合いません。

大きな窓にしたら寒い風呂場になった

浴槽にゆったり浸かり、大きな窓から外の景色を眺める…そんな贅沢を夢見て大きな窓に取り替える人も少なくありません。

しかし、浴室の窓を大きくすると、ガラスを通して外気が入りやすくなるため、冬は浴室内の空気や浴槽のお湯が冷めやすくなります。

また、浴室にはカーテンがないため、外が気になって結局外に目隠しをつけることになり、意味がなかったという例もあります。

黒い色は汚れが目立つ!

ショールームなどで、ハイグレードな黒いバスルームを見かけて選択する人も多いです。しかし、黒は意外と石鹸カスなどが目立ち、かえって掃除が大変という事態になりかねません。

予算オーバーになった

水回りは、経年劣化に伴って水道管や木材などが腐食しているケースが多々あります。また、壁が洗面所とつながっているため、浴室だけの予定が洗面所までリフォームしなければならなくなるなど、追加工事が発生する可能性があります。

浴室は追加工事が発生しやすい場所のため、中には高額な追加料金を提示してくる業者もいるので注意が必要です。

失敗しないための5つのポイント

上記のような失敗をしないためにも、浴室をリフォームする際にはこれからお伝えする5つのポイントを押さえることが重要です。

素材をよく吟味する

水回りにカビ問題はつきものです。特に壁や床は水や湿気が留まりやすい場所。素材を選ぶ際には湿気に強いかどうかなどをリフォーム会社に相談し、抗菌素材のものを選ぶなどがおすすめです。

サイズは外側ではなく内側を考慮する

図面で確認したはずなのに、実際にリフォームが完成して入ってみると思ったより狭かった…という失敗は、内側のサイズを考慮していなかった可能性があります。

サイズはあくまでも、内側に入ったときのサイズ感を確認しておきましょう。また、広すぎる洗い場も、本当に必要かどうかよく吟味することが大切です。

使い勝手や掃除することを想像する

浴室は浴槽をまたいで入りますが、高さやつかまりやすさなどは重要です。

また、掃除することも考慮に入れておきましょう。掃除しにくい隙間や、高すぎる窓などは、後々後悔することになります。

色はベーシックな白系がおすすめ

最近では様々な色のバスタブや床・壁材などがありますが、清潔感があり落ち着くのは、やはりスタンダードな白やオフホワイトなどです。白系はカビなどもすぐに発見できるので対処しやすいのに対し、黒は黒カビがわかりにくく、石鹸カスなどの汚れも目立ちます。

信頼できる業者を選ぶ

業者選びは何よりも重要です。誠実なリフォーム会社は、見積もり時に分かるように細かく説明してくれます。また、リフォーム会社は1つではなく複数に見積もってもらい、以下のような業者を選ぶのがおすすめです。

  • 追加料金が発生する場合やトラブルがあった場合の説明がある
  • 多くの実績がある
  • アフターサービスが充実している
  • 保証期間がある

失敗しない浴室リフォームのまとめ

浴室のリフォームは業者任せにしてしまいがちですが、「プロだからうまい具合にやってくれるだろう」と任せきりにするのではなく、自分でもよく確認することが大切です。

浴室リフォームを失敗しないためのポイントは、以下の5つです。

  1. 壁や床の素材選びに気をつける
  2. 実際のサイズ感を考慮する
  3. 使い勝手や掃除する場合を考慮する
  4. 色は白系が失敗しない
  5. 信頼できる業者を選ぶ

浴室は室内ではあるものの、水回りや外気なども絡む場所です。信頼のできる業者を選び、自分でもよく把握して、浴室リフォームを成功させましょう!

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