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LIXILってどんな会社なの?

2019年3月29日


リフォームのことについて聞いたり、調べたりしていると必ず出てくる「LIXIL(リクシル)」。
そもそもLIXILとはどんな会社なのでしょう。今回は、リクシルについて解説しましょう。

もとはトステムとINAXの経営統合から誕生したブランド名称

(株)LIXILは住宅設備および建材メーカーにおける業界最大手の企業です。
複数の企業を傘下におく(株)LIXILグループ内のひとつで、そのなかで中心的役割を担っています。
「LIXIL」は元々、アルミサッシ製造大手のトステム(株)と住宅設備機器製造大手の(株)INAXが経営統合して生まれた(株)住生活グループのブランドとして使用した名称です。

その後、(株)住生活グループ子会社の位置づけとして(株)LIXILを設立します。

さらにグループの子会社となっていたトステム(株)、(株)INAX、新日軽(株)、東洋エクステリア(株)、(株)LIXILの5社を吸収合併して、2代目となる(株)LIXILを発足させます。

(株)住生活グループは後に(株)LIXILグループに社名変更し、また(株)LIXILはサンウエーブ工業(株)を吸収合併するなど発展を続けながら現在に至るといった経緯です。
なお統合前の社名となる「トステム」「INAX」「新日軽」「TOEX」「サンウエーブ」は統合後もブランド名として使用されています。

LIXILの主力商品について

LIXILグループの連結売上高は1兆8000億円を超える住宅設備および建材メーカーとして業界No.1企業です。
売上高だけでなく、国内における部門ごとに占めるシェアも高く、圧倒的なブランド力を誇るといっても過言ではありません。
LIXILの主力商品は下記の通りです。

アルミサッシ

アルミサッシは統合前にトステム(株)が業界トップで展開しており、統合後においても住宅で約50%、ビルで約40%のシェアを占め、ともに業界1位です。
その他のメーカーとしてYKKAP(株)や三協立山(株)などがあります。

エクステリア

エクステリアは統合前に東洋エクステリア(株)が「TOEX」というブランド名を用い業界トップで展開しており、統合後においてもシェア約55%を占め業界1位です。
その他のメーカーとしてはアルミサッシと同様YKKAP(株)や三協立山(株)などです。

タイル

タイルは統合前から(株)INAXが業界トップで展開しており、統合後においてもシェア約40%を占め業界1位です。
内装用タイルの「エコカラット」などに代表される独自商品を販売するなど、強みとしている部門です。
その他のメーカーとして(株)Dantoやニッタイ工業(株)などがあります。

衛生陶器

衛生陶器とは便器や洗面台など水回りに使用される陶製の器具をいいます。
統合前はおもに(株)INAXが展開しており、統合後のシェアは約40%と業界2位となります。
この部門では1位のTOTO(株)と2社で国内の90%程度のシェアを占めています。

システムバスルーム

統合前はおもに(株)INAXとサンウエーブ工業(株)で展開しており、統合後のシェアは約30%と業界1位となります。
その他のメーカーとしてはTOTO(株)、タカラスタンダード(株)、Panasonic(株)などがあります。

システムキッチン

統合前はおもにサンウエーブ工業(株)が展開しており、統合後のシェアは約30%と1位となっています。
この部門では多くのメーカーがしのぎを削っておりますが、国内シェアで見てもタカラスタンダード(株)とクリナップ(株)が約20%前後、Panasonic(株)が約10%前後となっており、その他にもTOTO(株)やトクラス(株)などがあります。

LIXILのリフォームについて

LIXIL商品はリフォームに特化した商品も多く、おもに短工期で省施工の商品を中心とした小規模リフォームを得意としています。
そのうちのいくつかをご紹介いたします。

リフォーム玄関ドア「リシェント」

カバー工法で玄関ドアを1日で交換します。

防音、断熱内窓「インプラスウッド」「インプラス」

既存の窓に対し内窓をプラスして、防音、断熱効果を向上させます。

キャビネット付きトイレ「リフォレ」

便器を交換するだけで、掃除しにくいタンクまわりをキャビネットで隠し、使いやすさを向上させ空間もすっきりとします。

優れた意匠性と機能性を兼ね備えたキッチン「リシェルSI」

あらゆる部屋のかたちや広さに合わせることができるよう、パーツとサイズのバリエーションが豊富なキッチンで、意匠や機能にも優れています。

「LIXILってどんな会社なの?」まとめ

LIXILは住宅関連の産業においてリーダー的な役割を担い、また大きなブランドを築いています。
リフォーム市場は地場工務店やリフォーム業者、ハウスメーカー、住宅設備・建材メーカーの系列企業など多くの業態が参入していますが、その約5割を地場工務店が占めています。
またリフォームを行う部位としては、水回りが圧倒的に多いことが特徴です。
建設業界は深刻な人手不足という大きな問題を抱えており、今後もあらゆる対策が必要となるでしょう。
そんななかLIXILが得意とする短工期で省施工といった展開は、市場におけるニーズはますます高まるのかもしれません。

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