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プロが教える梅雨時期の洗濯「3つのポイント」


今年も梅雨の時期が近付いてきました。
梅雨の時期には洗濯や干し方について悩みを抱える方も少なくないでしょう。
そこで、今回は洗濯についての正しい知識をご紹介します。

まずは「洗濯知識テスト」にチャレンジ

リンナイ株式会社(本社:名古屋市)が、全国20~60代の男女計1,000名を対象に、「洗濯」に関する意識調査を実施しところ、正しい知識を持っている洗濯優等生はわずか2割という結果でした。
洗濯で失敗した経験のある人は実に7割以上!

あなたは大丈夫ですか?

まずは「洗濯知識テスト」(洗濯家 中村先生監修)にチャレンジしてみましょう。

​Q. 以下の内容について正しいと思いますか?それとも間違っていると思いますか?
それぞれについて〇×でお答えください。

①洗濯機に入れる洗濯物の量は少なければ少ないほど良い
②洗濯機(洗濯槽)の洗い方を知っている
③皮脂汚れはお湯だと固まってしまうので、冷水で洗う方が良い
④洗濯洗剤の洗浄力はアルカリ性になるほど高まる
⑤シルクやウールの素材のものを洗うときは、弱アルカリ性の洗剤を選ぶと良い
⑥粉末洗剤と液体洗剤だと、粉末洗剤の方が洗浄力が高いことが多い
⑦乾燥機能を使わない場合は洗濯機停止後すぐに干さないと臭う
⑧洗濯物を乾かすとき、日光が当たらないと乾かない
⑨梅雨時のニオイは部屋に干すことが原因
⑩ポリエステルは綿に比べて汚れにくく、臭いにくい

梅雨時のにおいは部屋に干すことが原因なの?

いかがでしたか?
正解と解説は以下になります。

7問以上正解  洗濯優等生!
4問~6問正解  合格点ですが、より満足のいく仕上がりになる洗濯ができる余地あり!
0問~3問正解  間違った知識のもと日頃洗濯をしている可能性大!
少しの工夫で汚れ落ちや臭いなど気になるポイントが解消できるかも?!

で、1,000名を対象にした結果、全10問の「洗濯知識テスト」の平均点は5.6点となり、7点以上得点できた“洗濯優等生”は全体の約2割しかいないということがわかりました。設問の中で最も正答率が低かったのは「梅雨時のにおいは部屋に干すことが原因」でした。

部屋干しは衣類にも人間にも一番いい

外干しがスタンダードだと思っている人が多く、部屋干しに対して罪悪感を持っている人も少なくありませんが、実は条件を揃えた部屋干しこそが衣類にも人間にも1番いい干し方なのです。
外に干すことで、紫外線で繊維や染色が劣化したり、花粉や排気ガスなどで汚れたりとデメリットも多いです。
また、天気や時間に縛られることなく洗濯物を干せる部屋干しの方が、共働きなどで忙しい現代の家庭にはとても理想的です。

濡れていると、臭いやすい


濡れている状態で、洗濯物が臭いやすいというのは、洗濯前も一緒です。
汗もかきやすくなる梅雨の時期は、洗濯前(かごに入っている状態など)から臭いやすいので、まとめずこまめに洗濯していくことが嫌な臭いをさせないポイントになります。
少ない量でもこまめに洗っていけば干す場所にも困りにくくなります。
干した時に、扇風機の風を当てておくことや、乾燥機の有効活用などで梅雨の部屋干しでも快適に洗濯できます。

梅雨時期の洗濯 3つのポイント

梅雨時期に洗濯のストレスを抱える人も少なくないかもしれません。そこで、洗濯家・中村先生に「梅雨時期の洗濯 3つのポイント」を教えてもらいました。

1 .洗う前に菌を増やさない&こまめに洗う

臭いの原因菌は、汚れがあって、湿っている状態が続くとどんどんと増殖します。
それを防ぐために、できるだけこまめに洗うことがポイントです。
汚れもついてからの時間が短ければ短いほど落ちやすいですし、部屋干しを前提にしてしまえば、天気に左右されずに毎日洗濯できるのでどんどん洗ってしまう事をおすすめします。
どうしても毎日洗濯できないという場合は、汚れた部分だけでも洗っておいたり、汗やお風呂あがりの水分などで湿ったものがある場合は、洗濯機やかごに入れずに一旦干しておくことも有効です。

2.汚れや菌が落ちやすい洗い方をする

これに1番効果的なのが、「お湯」を使うこと。
お湯を使うことで、繊維や皮脂汚れが緩んで落ちやすくなり、また洗剤も働きが良くなります。
40℃くらいのお湯で洗うとかなり汚れは落ちやすくなります。
お風呂の残り湯を使うのもおすすめ。ただし、「お湯が明らかに汚れている場合は使わない」ようにしましょう。
洗剤がお湯の汚れに作用してしまい、服の汚れに作用しづらいことが考えられますし、洗濯物に余計に汚れをつけてしまう可能性もあります。
また、入浴剤を使った場合は、洗濯に使えるかパッケージで確認をしましょう。

また、残り湯を使う時は入浴直後に使うのもポイント。
お湯がだいぶ冷めてしまっている場合は洗浄力アップの効果が出にくいです。
また、時間を置いた残り湯は菌がかなり増殖している可能性が非常に高いので、使う場合はお湯が温かいうちに、を心がけてください。

3.速く乾きやすいように、干し方を工夫をする

衣類が乾くときにポイントとなるのが、「服の表面積を広げること」と「空気のながれ」です。
重なり合った部分は乾きにくくなってしまいます。
重なる部分をできるだけ無くして、洗濯物の表面積を広げて干すことが大事です。
例えば、シャツであれば襟を立てたりボタンをはずす、パンツであれば筒状にしたり裏返すことで繊維の重なりを軽減、風に当たりやすいようにしましょう。

洗濯物の表面積を広げた状態にしておき、換気扇をつけて湿った空気を逃したり、扇風機や除湿機、乾燥機などを併用すると良いです。


洗濯家
中村 祐一先生

長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目。「洗濯でセカイを変える」という信念のもと、日本中の家庭に洗濯を伝え続ける、日本を代表する洗濯家。多くの人がイメージし日々行っている洗濯は「洗濯風」だと説き、家庭における「洗濯」という文化の再定義に取り組む。これまでにのべ3000人を超える人々、芸能人、一部上場企業などへも洗濯に関するアドバイスを行う。

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