リフォームノート

建物にとって重大なリスク「雨漏り」対策の5つのポイントとは?

2020年1月13日

雨漏りは、建物にとって大きなリスクです。
内装材やその他家財にまで被害が及ぶ可能性があるばかりか、重要な構造が濡れると建物の耐久性を損ねる原因にもなりかねません。
構造を著しく傷めると地震の発生時には本来の耐震性能を発揮することができなくなり、住む人の安全を脅かす場合もあります。
大切なマイホームに、できるだけ長く暮らすためにも十分な雨漏り対策が必要です。
そこで、十分な雨漏り対策を実施するための重要な情報をまとめてみました。

雨漏り対策の5つのポイントとは

雨漏りが発生するとできるだけ早い処置が必要ですが、原因を特定し、その原因を完全に取り除くことが重要です。
しかし原因の特定が難しい場合もあり、また雨漏りが表面化したときには事態が悪化しているケースも少なくありません。
雨漏り対策として重要なことは、発生のメカニズムを知り、根本的に解決するために必要な修理を行うことです。
そうすることで再発防止にもつながります。

雨漏り対策のポイントとなる内容は大きく5つです。

  • 原因
  • 修理
  • 費用
  • 保険
  • 防止策

雨漏りの原因

雨漏りが発生するのはさまざまな原因が考えられますが、とくに多いのは「劣化」と「破損」です。
「劣化」は経年によるもので、紫外線や風雨など外的な刺激にさらされ続けることで必ず起こる現象です。
ただし「劣化」は突然起こるようなものではなく徐々に進行するため、定期的にチェックすることで予防も可能です。

「破損」は、おもに台風や地震のような自然災害で、部材が割れたり飛散したりするなど物理的な現象によるものです。
そして発生しやすい部位としては「屋根」「外壁」「ベランダ」「水道配管」「サッシまわり」などが挙げられます。

参考雨漏り対策のポイント①雨漏りの原因とは?

雨漏りが発生した場合、まずは原因を特定することが重要で、そのうえで特定した原因を完全に取り除くことが根本的な解決につながります。 雨漏りが発生する原因はおもに「劣化」と「破損」の2つです。 これらの現 ...

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雨漏りの修理

雨漏りが発生すると二次被害を防ぐための緊急的な応急処置を行い、速やかに修理の依頼をする必要があります。
修理方法は、原因を特定して根本から取り除くことが重要です。
劣化や破損も場所が特定できれば、その部材を交換することで症状はおさまります。
内装にも被害が及んでいる場合は、天井や壁などの交換が必要な場合もあるかもしれません。
また濡れた部材は放置するとカビやダニ、シロアリなどが発生する原因にもなるため、必要に応じて乾燥や除菌の処理を行うとよいでしょう。

参考雨漏り対策のポイント②雨漏りの修理方法とは?

雨漏りの修理は、原因を確定し適切な方法で実施しなくてはいけません。 原因を確実に取り除かないと再発の恐れがあり、さらには二次被害につながることもあるため注意が必要です。 とくに構造にまで被害が及ぶよう ...

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雨漏り工事の費用

費用については被害の規模や発生場所によって大きく異なる部分です。
例えば屋根に原因がある場合、交換するのが瓦を数枚程度なのか板金なのか、あるいはルーフィングまで必要なのかなど、内容によって大きく違いが生じます。
さらには足場を設置しないといけない場合は、大がかりな工事が伴います。
修理費用は内容によって異なり、規模が小さいもので1~2万円程度、屋根の全面葺き替えなど規模の大きなものになると100百万円以上かかることもあるでしょう。

参考雨漏り対策のポイント③雨漏りの修理費用とは?

雨漏りが発生すると修理が必要ですが、気になるのはその修理費用ではないでしょうか。 しかし修理方法によって金額は大きく異なるため、状況が明らかにならないと明確にすることは非常に難しいのです。 とはいえ関 ...

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雨漏りの保険

雨漏りは火災保険で修理することができる場合があります。
それは台風などの自然災害が原因で起こった場合です。
ただし地震が原因の場合は、火災保険に付帯する地震保険に加入していないと適用されないため注意が必要です。
その他にも劣化や施工不良にも適用されません。
なお施工不良の場合は、売主に対して民法の「瑕疵担保責任」を問える可能性があります。

参考雨漏り対策のポイント④雨漏りで使える保険とは?

雨漏りは発生すると建物にとって大きなダメージを与えることがあります。 しかしダメージを受けるのは建物だけではありません。 雨漏りの修理費用は、症状によっては非常に高額になり家計を圧迫するため注意が必要 ...

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雨漏りの防止策

雨漏りは発生しないよう防止するための対策が最も重要といえます。
劣化による雨漏りは適切にメンテナンスをすることで防げます。
屋根や外壁、ベランダなどは目安となる耐用年数が定められており、計画的な点検や修繕が可能なのです。
耐用年数は、屋根材や外壁材、塗料などの種類や防水工事の種類ごとに異なる部分ですが、およそ10年を目安に点検を行い、必要に応じたメンテナンスを実施するとよいでしょう。
そうすることで劣化による被害を防ぎ、建物の適正な寿命を維持することにつながります。

参考雨漏り対策のポイント⑤雨漏りの効果的な防止策とは?

雨漏りは、いったん発生してしまうと、内装材や家財が濡れてしまうなど二次被害へ拡大することがあります。 またそれ以上に不安なのは、構造が濡れて腐朽することがあると耐久性が著しく低下し適正な建物寿命を縮め ...

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雨漏り対策まとめ

雨漏り対策の重要なポイントについて簡単に解説いたしました。
雨漏りは建物にとって大敵です。
放置すると耐久性に大きな影響を与えるなど不測の事態に陥ることもあるため、状況に応じてしっかりと対策を行いましょう。

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