リフォームノート

雨漏り対策のポイント③雨漏りの修理費用とは?

雨漏りが発生すると修理が必要ですが、気になるのはその修理費用ではないでしょうか。
しかし修理方法によって金額は大きく異なるため、状況が明らかにならないと明確にすることは非常に難しいのです。
とはいえ関心の高い内容であり、安心して補修を依頼するためにも適正な金額を知っておく必要があるでしょう。

今回は、修理方法ごとに目安となる費用をご紹介したいと思います。

雨漏りの調査費用について

雨漏りは原因の特定が非常に難しいことが特徴のひとつですが、確実に原因を取り除くには明確にしなければいけません。
雨漏りの調査は専門的な方法で行われ、その調査の多くは有償になります。
おもな調査費用は次の通りです。

雨漏りの調査費用

調査内容 金額
聞き取り調査 一般的には無料
目視調査 無料~3万円
散水調査 3~20万円
赤外線調査 10~30万円

以上のように調査費用は比較的高額であることが一般的です。
しかし原因を明確にして確実に修理するため、場合によっては必要な作業でもあります。
雨漏りの原因が特定できたら、その内容は理解できるまで説明を聞いておきましょう。
台風など「風災」が原因であれば火災保険の適用が可能です

また新築引き渡しから10年以内であれば、売主に「瑕疵担保責任」を問うことができ、修理費用の全額を請求できる可能性があります
「瑕疵担保責任」とは、隠れた瑕疵(欠陥や不具合)が引き渡し後に発見された場合、売主が負わなければいけない責任のことです。
雨漏りの原因が、自然災害ではなく施工不良などの瑕疵であれば「瑕疵担保責任」を問える可能性があるのです。

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雨漏りの補修方法別の費用について

雨漏りが発生しやすい部位といえば「屋根」「外壁」「ベランダ」です。
この3つの部位で行うおもな補修方法について目安となる費用をご紹介いたします。

屋根の雨漏り補修費用について

屋根の雨漏り補修の費用は規模によって大きく変わります。
基本的な工事の内訳は材料費+施工費+諸経費となり、材料のグレードや作業環境などあらゆる要素で金額は上下します。
地震や台風による破損であれば部分的な補修が可能ですが、劣化が原因であれば全体的なやり替えが必要となる場合もあるでしょう。

また部分補修であれば、はしごで屋根上まで行けますが、全面葺き替えなど大規模な工事となると足場の設置が必要になります。

さらに内装の天井や壁まで被害が及ぶと、これらの修繕が必要になる場合もあります。
したがって補修範囲が広がるほどトータル費用が急騰することになるわけです。
おもな補修費用は次の通りです。

屋根の雨漏り補修費用

補修内容 金額
屋根材の部分交換 1~5万円
棟板金、谷どいの交換 10~50万円
コーキング補修 2~20万円
防水シートの部分補修、張り替え 5~30万円
屋根の葺き替え 80~200万円
漆喰の補修 15~30万円
屋根の全面塗装 60~80万円
足場設置 25~40万円

外壁の雨漏り修理費用について

外壁の雨漏り補修の費用も規模によって大きく変わります。
外壁でも経年によって外壁塗装やコーキングなどが劣化し、ひび割れや剥離がおこりますが、部分補修だけならそれほど高額にはならないでしょう。
しかし劣化が進行し全面的なやり替えや、あるいは内装の修繕まで必要なケースであれば高額な工事費用がかかります。
コーキングや外壁塗装の耐用年数の目安はおよそ10年です。
耐用年数を超えているようなら、屋根を含めて全体的なメンテナンスを検討してみてもよいでしょう。
おもな補修費用は次の通りです。

外壁の雨漏り修理費用

補修内容 金額
コーキング補修 2~20万円
ひび割れ補修 5~20万円
コーキングの全面打ち替え 30~60万円
外壁塗装 60~100万円
外壁の全面張り替え 200~500万円

ベランダの雨漏り修理費用について

ベランダの雨漏り補修の費用も規模によって大きく変わります。
おもな原因は防水層の劣化によるひび割れや破れなどです。
部分補修で対応できる場合もありますが、劣化であれば耐用年数の10~15年程度を目安に全面的にやり替えをすることになるでしょう。
また排水ドレンや笠木なども劣化し、錆びやコーキング切れなどから雨漏りが起こりますが、部材交換などで修理対応が可能です。
おもな補修費用は次の通りです。

ベランダの雨漏り修理費用

補修内容 金額
防水塗り替え、張り替え 10~40万円
防水増し塗り、増し張り 8~30万円
笠木交換 5~30万円
排水ドレン交換 10~20万円

雨漏りの修理費用まとめ

雨漏りの修理費用は内容によって大きく変わります。
そして原因の特定調査にも費用がかかる場合があるということは知っておいたほうがよいでしょう。
雨漏りは建物にとってリスクが大きく、長く安心して暮らすためにも根本的な問題を解決する必要があります
正確な原因を特定し、また適正な価格で適正な修理ができる業者に依頼することが重要です。

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