マンションのリフォームを控え、隣近所への騒音を気にしている人もいるのではないでしょうか。万が一トラブルにでもなれば、リフォーム後に戻った後もなんとなく気まずさが残るかもしれません。
そこで、マンションリフォームで起こりうる騒音トラブルを回避する、5つの方法をご紹介します!
近隣に予め告知する
リフォームを始める前に事前に知らせておくのは、当然のマナーです。もし予告もなしに突然工事が始まれば、生活に支障をきたすかもしれず、トラブルになる可能性が高いです。
生活サイクルは、家庭によって様々です。受験生がいるかも知れないし、生まれたばかりの赤ちゃんがいるかもしれません。事前にリフォームすることがわかっていれば、心構えや対策もできます。告知するのは左右と下の階です。余裕があれば上の階にもお知らせしましょう。
では、どのくらい前から予告すれば良いかですが、早ければ早いほどよく、リフォームが確定した時点で知らせるのがベストです。少なくとも4ヶ月前くらいには告知することをおすすめします。また、1週間前には、確認の意味も兼ねて、もう一度伝えるようにしましょう。その際には、ちょっとした手土産(日用品や消耗品、菓子折りなど)を用意するとなお良いです。これから迷惑をかけてしまうのですみませんという気持ちと同時に、リフォームにご協力いただく感謝を伝えましょう。
工事時間への配慮、工事時間の厳守
工事時間もできるだけ配慮しましょう。朝早くから騒音がしていたのでは、近隣の方がたとえ起きていたとしてもいい気持ちはしません。ほとんどの施工会社では8時や8時半ころから工事を始めると思いますが、事前に確認し、時間を厳守してもらうことが大切です。
もし可能なら、お隣の生活サイクルを聞いておきましょう。外で勤めている人であれば、日中は外出しているため問題ありませんが、在宅で仕事をしている人や日中に睡眠をとっている人もいます。
また、休日や祝祭日は自宅でゆっくりと過ごす人が多いため、工事は控えるのが賢明です。
できるだけ工期を守る
マンションリフォームは、後から老朽化などが見つかって追加工事が必要になる場合もあります。しかし、できるだけ当初の予定通りに終わらせたいものです。もし長引いてしまう場合は、分かった時点で近隣に知らせましょう。
また、追加工事が必要にならないように、前もって検査を行ってもらい、施工会社と綿密に打ち合わせをすることも必要です。ほとんどの施工会社では年末年始を挟まないスケジュールを立てると思います。しかし、年末年始にかかりそうな提案をされたら、時期をずらしてもらうような配慮も必要です。
工事中も近隣に気配りをする
工事中も近隣への気配りは忘れないようにします。もし、工事中に仮住まいに住んでいる場合でも、時々は様子を見に行って近隣に挨拶しましょう。自分は仮住まいに離れて住んでいても、近隣はずっと騒音に付き合わなければなりません。もちろん、現場で働いてくれている業者さんへの挨拶も忘れずに。
信頼できる施工会社を選ぶ
なぜ、騒音対策と信頼できる施工会社が関係あるのかと思うかもしれません。しかし、信頼できる施工会社というのは、契約の中に以下のような項目を設けていることが多いのです。
メモ
- 近隣への事前挨拶
- 工事中の近隣への挨拶
- 毎日の工事終了時の掃除徹底
- 騒音を最小限にするための心遣い
工事中の業者さんの態度が良ければ、近隣の人達の心象もかなり違ったものになるでしょう。信頼の置ける施工会社は、施工主の今後のことまできちんと考えて、契約に盛り込んでいます。
マンションリフォームは「トラブルなし」で進めましょう
マンションリフォームは、どうしても騒音が発生してしまいます。そんな中で、いかに近隣に迷惑をかけず、お互いに気持ちよくリフォームを終了できるかが、リフォーム後の生活にも影響します。ご紹介した5つの項目に注意して、リフォームのトラブルを避けましょう。
メモ
- 近隣に予め告知する
- 工事時間への配慮、工事時間の厳守
- できるだけ工期を守る
- 工事中も近隣に気配りをする
- 信頼できる施工会社を選ぶ