ハウスクリーニング業者に頼む時、料金だけで選ぼうと思っていませんか?
実はこれ、ちょっと危険かもしれません。なぜなら、同じ料金でも業者によって仕上がりのレベルがマチマチだからです。
選び方1|自社ホームページを持っているかどうか
インターネットで検索すると、多くのクリーニング業者がヒットします。
口コミサイトや街紹介サイトなどだけに掲載している業者もいますが、その中から選んでしまうのはNGです。
なぜなら、ハウスクリーニング業界は参入しやすいので、きちんとした技術を持っていなくても名乗って働くことができるからです。
掃除のプロに頼んだつもりが、素人程度の掃除しかしてもらえなかった……なんていうこともあり得ます。
自社のホームページを持っているかどうかは、信頼性の大きな目安です。
選び方2|料金は明瞭か
ハウスクリーニングを頼む時、やっぱり気になるのが料金ですよね。
料金体系は業者によって様々で、キッチン、エアコンなど各部位ごとに料金を設定している業者もあれば、見積もりを行ったうえで、料金を提示してくる業者もいます。見積もりを行う業者の場合、汚れ具合によって料金が変動します。
また、「見積もり安心」と言っておきながら、あとから追加料金を請求される場合もあるので、問い合わせ時には追加料金が発生するかどうかも確認しておきましょう。
選び方3|お客様の声や作業例を調べる
自社のホームページにたどり着いたら、料金の他に見るべきポイントがあります。
それは、お客様の声と作業例です。
お客様の声がたくさん掲載されていると、作業中の雰囲気や満足度などが分かります。
また、作業例では実際の作業工程が分かるので、安心できますよね。
自社のサービスに自信があり、顧客を大切にする会社は「お客様の声」や「作業例」の重要さを分かっているので、ホームページに掲載しています。
この部分の掲載の有無は、意外とチェックポイントです。
選び方4|リスクが生じた時の対応を知っておく
クリーニングする際、故意でなくとも事故が起こるケースもあります。
- 機材を落として床に傷をつけてしまった
- 古くなった部位の塗装剥がれてしまった
- 浴室の鏡を割ってしまった
このような場合、損害賠償保険に加入している業者なら、すぐさま対応してくれますが、加入していない業者だと対応してくれない可能性があります。
電話での問い合わせの際には、損害賠償保険に入っているかを必ず聞くようにしましょう。
選び方5|パートやアルバイトを導入していないかチェックする
業者のスタッフは皆プロとは限らず、中にはアルバイトやパートを使っている場合があります。
私はある大手フランチャイズの業者の研修を体験したことがあるのですが、研修はたった1日でした。
また、掃除の基準を「いつも自分が家事をして綺麗になったと思うレベル」と教えられ、洗剤も市販の家庭用洗剤です。
エアコンなど明らかに技術が必要な範囲は専門チームがありましたが、キッチンや浴室、居室の掃除は、明らかに掃除を任されたパートタイマーの主観で行われていたのです。
このように、資格もなく講習もきちんとなされていない者だけで訪問するケースも見られるので、作業例などのチェックが必要なのです。
大手がいいとは限らない!
選び方6|電話問い合わせ時の対応は親切か?
電話対応の丁寧さは、会社の姿勢そのものと考えて良いでしょう。
たとえ技術が良くても接客の印象がよくない業者は、ちょっとした食い違いでもトラブルに発展しかねません。
また、優良業者は問い合わせの時点で、落とせない汚れの説明もしてくれます。
「浴室やパッキンのカビが奥まで浸透している場合は落とせない可能性があります」など、リスクの説明をしてくれるかどうかもチェックしましょう。
以上、ハウスクリーニング業者を選ぶ時の6つのポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか?
業者を選ぶ際には料金だけで決めず、上に掲載した項目をチェックして、信頼できる業者を見定めましょう。