リフォームノート

外壁リフォームを行う適切なタイミングとその方法

2019年1月11日


住宅の外壁は、雨や紫外線などの刺激を受け続けているため、日常的に劣化が進行しています。
劣化の状況によっては建物の構造にまで影響を及ぼし、寿命を著しく縮めてしまう原因となることがあります。
外壁はモルタルやサイディングなどの建材に対し塗装を施して仕上げていることが一般的ですが、塗料が劣化すると一定の症状が現れます。

そのため症状を見極めたうえでリフォームの必要性を判断することが重要なポイントです。

外壁の塗装に現れる劣化の症状や、外壁リフォームの方法について詳しくご紹介しましょう。

外壁塗装の劣化症状


外壁の塗装は劣化の進行とともに段階的な症状が現れます。
まず、その症状とはどのようなものかを見ていきましょう。

チョーキング

チョーキングとは指で触ったときに粉状のものが付着する現象です。
劣化の初期症状として現れますが、そろそろ対策を検討する時期にあることを意識しておきましょう。

塗膜のひびわれ

塗膜がひびわれてきたら塗装としての機能は徐々に失われつつあります。
建材が吸水するとカビや藻が発生したり、脆くなり破損しやすい状況となったりするため、そろそろリフォームなどの対策を施したほうがよい段階といえるでしょう。

塗膜の浮きや剥がれ

塗膜が浮いたり剥がれたりしている場合はすでに塗装としての役割を終え、建物を外的な刺激から守る機能は失われています。
建材や建物の構造が吸水し腐食することなど悪影響を及ぼす可能性が高まっているため、リフォームなどの対策を早急に行う必要があります

コーキングの剥離

コーキングは一般的に塗料よりも耐用年数が短く、早い段階で劣化することがあります。
コーキングが剥離している場合は、そこから水が浸入することがあるためコーキングを取り除き再充填する必要があります。

外壁リフォームの方法


外壁リフォームには多くの方法がありますが、そのなかでもよく行われるものをいくつかご紹介いたします。

塗料の塗り替え

既存の外壁塗装を剥がし、清掃や下地処理を行ったうえで再度塗装します。
コストが安く工期も短くできるため、最も多く採用されている方法です。
耐用年数の長い塗料や、機能性の高い塗料などを選択することによって、劣化のスピードを抑えることができます。
また全く異なる色で塗り替えることで建物の印象を大きく変えることも可能となります。

外壁カバー工法

外壁カバー工法とは、既存の外壁を残し、その上にサイディングを重ねて施工する方法です。
サイディングには窯業系や金属系などの種類があります。

窯業系サイディングとはセメントを主原料とし繊維などの原料と混ぜ合わせて成型したもので、金属系サイディングとは金属を基材として内部に断熱材などを入れてボード状にしたものです。

窯業系サイディングは非常に重いため、カバー工法で施工すると建物の重量が大幅に大きくなります。
建物の重量が増すと耐震性能に影響を及ぼすため、カバー工法には軽い金属系サイディングが使われることが一般的です。

カバー工法は比較的工期が短くできることや、廃材が少なく施工できること、基本的に下地となる既存の外壁の種類はどのようなものにも対応できることなどが特徴です。

外壁の張り替え

既存の外壁材をきれいに取り除き、新しくサイディングを施工します。
解体工事と新規サイディング工事が必要となるため比較的工期は長く、コストも高くなります。
解体によって、既存の外壁材に使用されていた胴縁材や防水シートなどの状況をチェックできること、不具合があれば手直しができることなどは建物にとっても大変有効です。
また耐火性や耐久性に優れ、柄や色などバリエーションの豊富な窯業系サイディングを使用することで、新築同様の外観をつくり、家の印象を大幅に変化させることも可能です。

まとめ
外壁のリフォームは家の寿命を左右するため、然るべきタイミングで適切に行われる必要があります。
劣化の症状をチェックして、外壁としての機能を果たすことができない場合は、速やかにリフォームなどの対処をすることが重要です。
リフォームの方法はいろいろありますが、予算と既存の外壁状況などを踏まえながら信頼できるリフォーム会社に相談してみてはいかがでしょうか。

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