主婦の憧れで多い独立型キッチンですが、実際に独立型キッチンを使うときのメリットとデメリットを知っておくと、プチリフォームする際に様々なアイデアが浮かびます。
独立型キッチンのメリット
独立型キッチンはリビングと完全に離れているキッチンのことですが、メリットとしてはキッチンの匂いや水周りの音がリビングまで届きにくいことが挙げられます。
お子さんがいるおうちなどは、子どもがテレビに夢中になっているときや、リビングで勉強しているときなどに助かりますよね。
また料理にも集中できるので、料理を作ることが好きな方や、凝った料理を作りたい方にもおすすめです。
子どもの出入りも管理できることや、来客などがあった場合には、キッチンを散らかしていても見られることがないのが、独立キッチンの最大の特徴です。
キッチンを広く贅沢にして、趣味の場を設ける間取りにすることもできますので、自分の部屋などがない主婦の方は、あえてキッチンを大きく作るのもおすすめです。
オープンキッチンとの違いは?
オープンキッチンとは違い、壁が多いので収納スペースの確保にも困りません。
家の中で一番収納に困る空間がキッチンという声もありますので、収納スペースが増えるのは大きいメリットですね。
リビングと空間が一体のオープンキッチンは開放感や家族の顔をすぐに確認できるという利点も挙げられますが、冷蔵庫や収納棚などの配置に悩みます。
リビングとキッチンで空間が分けられていないことで、理想のリビングのコーディネートを作りにくくなります。
独立キッチンなら一つの空間に全て収まるので、部屋全体がすっきりとした配置になります。
またオーブンキッチンは子どもがキッチンに近づきやすい環境にあるため、油や火などを使っている際は危険です。
一方、独立キッチンは子どもの様子が見えないため、小さいお子さんがいる家庭や、これから子どもを授かりたいと思っている方には不向きです。
独立型キッチンのデメリット
また独立型キッチンは、ある意味一つの部屋になっていますので、圧迫感を感じる方も少なくありません。
キッチンは窓を設けていない間取りもありますので、暗く感じたり狭く感じることがあります。料理中に一人の空間を楽しめる方にはピッタリですが、料理中にも家族とコミニュケーションを取りたい方は少し寂しくなってしまうという意見もあります。
最近の人気な独立型キッチンのレイアウトとして、少し値は張りますが、リビングとの境目の壁をガラスにして料理中でも家族の姿が見えるタイプもありますので、小さいお子さんがいる家庭でも独立型キッチンの魅力が存分に伝わる作りになっています。