大掃除でリビングを掃除する際には、手順や方法を守れば、比較的簡単に終えることができます。
できるだけ効率的に掃除をするには、ここでご紹介する手順や方法が有効ですよ!
リビング掃除の手順
基本的に、ホコリが降りてくる上から下へと掃除していきます。
天井→壁→家具・家電→床という具合です。
照明や壁のスイッチ、ドアなども、上から下の順に掃除していきましょう。
天井・壁の掃除
- セスキ炭酸ソーダや洗剤
- 雑巾や不要な布
- フローリングワイパー
- フローリングシート
天井や壁の高い部分は、フローリングワイパーとフローリングシートを使います。天井や壁にも、意外とホコリが溜まっていますよ。頑固な汚れは、セスキ炭酸ソーダや洗剤を布に染み込ませて拭くと落ちやすくなります。最後に水拭きして終了です。椅子などに上る際には十分に気をつけてください。
電気の傘やドアノブ、照明スイッチなど
- 雑巾や不要な布
- セスキ炭酸ソーダや洗剤
電気の傘に溜まるホコリは、通常の掃除で払えばすぐに取り払えますが、静電気によって払っただけでは落ちないものもあります。
また、ドアノブや照明スイッチなどは、手垢汚れなどがついているので、水で薄めたセスキ炭酸ソーダを含ませた雑巾などを絞って拭きましょう。最後に水拭きするのも忘れずに。
仕上げに静電気防止スプレーなどを吹き付けておくのも、ホコリ防止になります。科学的なスプレーを使うのが嫌な人は、天然の羽毛などでできた“はたき”などで日頃のお掃除をするのがおすすめです。
窓の掃除
- セスキ炭酸ソーダや洗剤
- マイクロファイバーのクロス
- スクイージー
- 新聞紙
- 消毒用エタノール
- ラップ
窓ガラスは、外側は泥や砂が混じった汚れ、内側は手垢や油汚れなどがついています。窓は水で薄めたセスキ炭酸ソーダや洗剤を含ませたクロスで拭き、汚れを浮かせます。
その後、スクイージーでよく水を切り、最後にくしゃくしゃに丸めた新聞紙で拭いて仕上げれば、拭き取り跡などが目立たずツヤも出ますよ。
窓枠のパッキンにカビが生えてしまっている場合は、消毒用エタノールを吹きかけて、上からラップでパックします。漂白剤ではないので完全に白くはなりませんが、カビ菌を殺菌して室内にカビが広がるのを防ぐことができます。
家具や家電の掃除
- セスキ炭酸ソーダや住宅洗剤
- 不要な布または雑巾
家具や家電は、セスキ炭酸ソーダを水に溶かしたものか住宅洗剤を、雑巾や布に含ませて拭きます。その後、水拭きした後に乾拭きして仕上げます。
フローリングやじゅうたんの掃除
- 不要な布または雑巾
- セスキ炭酸ソーダか洗剤
- 竹串
- フローリングワイパー&シート
- ワックス
- 掃除機
掃除機をかけたあと、フローリングの継ぎ目などに溜まったゴミは、竹串で取ります。その後フローリングシートで拭いたあと、ワックスをかけます。ワックスはフローリングワイパー用のものを使うと便利です。床の近くの巾木なども、意外とホコリが溜まっているので、濡れ雑巾などで拭いましょう。
じゅうたんは、掃除機をかけたあと、セスキ炭酸ソーダを水に溶かしたものや、弱アルカリ性の住宅用洗剤を不要な布などに含ませて絞り、拭き掃除をします。
日頃からの一手間で掃除を楽にする
毎日のリビングの掃除は、掃除機とフローリングワイパーがメインだと思います。しかし、物が置いてあったりすると、毎回どけて掃除機をかけたり、避けて掃除をしたりすると隅の汚れまではきれいにできません。
リビングの掃除をしやすくするには、日頃からできるだけ床に物を置かないようにすることです。
また、髪の毛やホコリなどに気づいたら、サッと掃除できるように、“コロコロ“(掃除用粘着テープ)などを手の届く場所に置いておくのも良いでしょう。
年に一度の大掃除は、日頃からホコリなどを取り除いて、できるだけ楽をしたいものです。