50代の夫婦にとってのリフォームは、将来的に住みやすい家になるように配慮することがポイントになります。
また年齢的に子育ての必要もなくなるので、夫婦で活用できる空間作りを心がける必要があります。
セカンドライフでに向けたリフォームのポイントをまとめました。
老後のことを考えたバリアフリーリフォーム
充実したシニアライフを送るために、50代の今から考えておきたいリフォームはバリアフリーリフォームです。今が苦にならなくても、将来は加齢とともに足腰が弱くなってしまう可能性もあります。将来的にも段差のある環境に居住しているとつまずきやすくなる可能性もあります。
居住者は充実した時間を過ごすことが出来るように老後のバリアフリーについても検討しておく必要があります。快適に老後を過ごすためにリフォームをしておけば十分に魅力的な時間を過ごす家に大変身します。
室内のエアコンなどもインバーターエアコンに
セカンドライフは家の中を自由に行き来できるように配慮して、さらに室内の空間の温度を定温で保つ事が出来るように配慮をする必要があります。そのため床暖房や、室内のエアコンなどはインバーターエアコンにするといいでしょう。
インバーターエアコンは節電に繋がり経済的
50代からのリフォームはインバーターエアコンを設置することをおすすめします。
なぜならインバーターエアコンは、自動で適温に調節してくれるので非常に効果的だから。また年間のエアコンの電気代を40%も削減することが出来るます。
老後の生活をさらに経済的豊かにするためにも、まだまだ稼げる50代の時期に、リフォームの際にはインバーターエアコンにしておくことをお勧めします。消費電力を削減することは将来的にも非常に有意義な選択となります。
子供部屋のスペースの壁を取り除き、広いスペースにリフォーム
高齢になった時に、自宅を自由に行き来できるようにバリアフリーリフォームをしましょう。夫婦の二人暮らしならば間取りなども工夫しておきましょう。お子さんが育っていて、同居していないようならば、子供部屋のスペースの壁を取り除き、広いスペースにリフォームすることが可能です。
セカンドライフを充実させるために、住まいの快適性を上げることは必要不可欠。大切なわが家を快適にしていくためには、どのようなリフォームが良いのでしょうか。
住宅のリフォームは、将来のこともを考え、床の段差等はリフォーム時にすべて解消しておくことをおすすめします。
敷居を低くし、玄関にも、手すり、スロープ設置すれば高齢になっても転倒防止に役に立てることが可能です。手すりは階段や玄関に取り付けると便利に機能します。
手すりの設置
加齢とともに足腰が弱くなると、段差を上るときに手すりにつかまらないとバランスを崩して危険なことがあります。安全に階段や玄関を上り下りするために手すりは重宝します。トイレやお風呂場も滑り止めのために設置しておくことをおすすめします。
その他に室内空間の温度を保つために断熱リフォーム
断熱材がないと室内が温まりやすくなったり、冷えやすくなったりして、更に各部屋ごとの温度差が生じるために、高齢になると「ヒートショック」という現象も起こりやすくなります。ヒートショックとは、室内の温度差で血圧が急激に変動し、脳出血や心筋梗塞などの症状が現われることを言います。
入浴の際にも脱衣所は温度差があるので高齢者は血圧が上がる事もあり、危険です。ヒートショックを予防するために、またリスクを防ぐため断熱リフォームをしておきましょう。50代の夫婦のリフォームならば快適な空間を保つことが出来るように配慮する必要があります。
キッチンも老後のことを考えて
主婦にとっては毎日料理をするためキッチンは常に快適に保ちたいところです。キッチンが快適だと、会話もはずみ夫婦関係も円滑にいくのではないでしょうか。しかし、高齢になると立ったまま料理するのは次第に辛くなることもあります。
バリアフリーのキッチンならば、腰に負担がかからないように座っている状態で料理が出来るようになったり、物に手が届くようになったりします。
[box05 title="まとめ"]夫婦二人暮らしのリフォームはセカンドライフを楽しむために子供部屋をその他の利用可能なスペースにしたりして子供が使わない部屋は、壁を撤去しておき、玄関やお風呂に手すりをつけるなどしておくことが重要です。
そしてしっかりリフォームをすればキッチンからバスルームや居間、キッチンへスムーズに移動出来るようになり、過ごしやすく利用しやすい空間になります。
老後のことを考えて趣味楽しむ事が出来る空間づくりも心がけましょう。[/box05]