レンジフードは知らないうちに油汚れやホコリなどがたまってベトベトになり、年末の大掃除が大変ですよね。でも、もし毎日のお手入れでサッときれいになるレンジフードなら、そんなお悩みも解決できます。昨今のレンジフードは、各社「お手入れのしやすさ」と「デザイン性」に焦点を当て、しのぎを削っています。
この記事では、そんな最新のレンジフードを、メーカー別にご紹介します。メーカーごとの特徴がよく分かるので、ご購入の目安になりますよ。
パナソニックのレンジフード
パナソニックのレンジフードはフラット型で、省エネ性・高機能が特徴です。フラット型は凸凹がないので、さっと拭き取るだけで汚れを取り除けます。
また、今回ご紹介するDWA型とDE型に共通の「エコナビ」は、スイッチを押すだけで調理温度を感知して、自動的に風量を制御するという賢い機能。手動に比べると電気代を約35%も節約できます。
DWA型
(引用:パナソニック公式サイト https://panasonic.jp/rangehood/p-db/FY-60DWA4-S.html)
DWA型はファンフィルターの自動洗浄機能付き。お手入れの手間がぐんと省けます。
また、2ヶ月に1回洗浄するだけで、約10年間もフィルター交換をしなくて済むので、経済的にも嬉しいですね。
参考価格:¥157,565〜
DE型
(引用:パナソニック公式サイト https://panasonic.jp/rangehood/p-db/FY-75DE2.html)
DE型の特徴は、自動でファンの油汚れを吹き飛ばす「油トルネード機能」です。
油トルネード機能がついているレンジフードは、ファンのお手入れが3年に1回。これはとても楽ですね。
また、フィルターは水につけた後、スポンジなどでこするだけで汚れが簡単に落ちる親水性。どこまでも楽できて助かります。
参考価格:¥54,124〜(前・横幕板別売り)
TOTOのレンジフード
TOTOのレンジフードの特徴は、フィルターがないことです。フラット型でお手入れしやすいのはもちろんですが、ワンタッチで取り付けられるファンや、パーツ数を極限まで少なくするといった工夫が随所に見られます。
デザインもスタイリッシュなので、生活感をなくしたい人におすすめです。
ゼロフィルターフードeco
(引用:toto公式サイト https://jp.toto.com/products/kitchen/crasso/parts/hood.htm)
ゼロフィルターフードecoは、フィルターをなくすという画期的なレンジフードです。35mmという薄さの外観も、レンジフードにありがちな圧迫感を一掃しています。
パーツはたった3つだけ。しかも整流板は手前と奥の両開きが可能、本体につけたまま拭き掃除ができます。
フィルターがなくても油を吸収できるのは、ファンによる遠心力と整流板の隙間風効果。分離された油はオイルパック(上画像の受け皿)にたまるので、拭き取るだけOKです。
その上省エネモーターなので、音も静かな設計ですよ。
シロッコファンがワンタッチなので、簡単に着脱できます。
参考価格:¥111,000〜
デザインフードeco
(引用:toto公式サイト https://jp.toto.com/products/kitchen/crasso/parts/hood.htm)
デザインにこだわったレンジフードです。オイルパネルとレンジフード部分を一体化することで、よりシャープでスタイリッシュなフォルムを実現しました。
凸凹がないので拭きやすく、お手入れが簡単です。
また、壁面取り付けタイプ・床壁面取り付けタイプ・天井取り付けタイプのどのレイアウトにも対応できます。
参考価格:¥294,000〜
エアカーテンフード
(引用:toto公式サイト https://jp.toto.com/products/kitchen/crasso/parts/hood.htm)
エアカーテンフードは空気の壁を作り、調理中のニオイや煙を空間に広げません。
目に見えない空気のカーテンが室内にニオイや煙を広げないので、リビングなどにあるアイランドキッチンには嬉しいですね。
参考価格:¥400,000〜
タカラスタンダードのレンジフード
タカラスタンダードはホーロー製のシステムキッチンが有名ですが、レンジフードもホーローです。
ホーローの特徴は、汚れが落ちやすく耐久性に富んでいること。汚れやすいレンジフードだからこそ、掃除がしやすいホーロー製が活きます。
ホーロークリーンレンジフード
タカラスタンダードの特筆すべき特徴は、フードを吊り戸棚と同じカラーにできるということです。
レンジフードは通常シルバーやブラックですが、吊り戸棚と外観を合わせることで、キッチン全体に統一感が生まれます。カラーが豊富なので、キッチンをお洒落にしたい人は要チェックです。
また、シロッコファンやフィルター、ホーローオイル受けワンタッチで簡単に取り外せて汚れも水拭きで簡単に落とせます。
参考価格:¥109,000〜
クリナップのレンジフード
クリナップのレンジフードの特徴は、レンジフードの素材を選べるということです。特にホワイトはキッチンを清潔感あふれる空間にしてくれます。
とってもクリンフードプレミアムモデル
(引用:クリナップ公式サイト https://style.cleanup.jp/form/CategoryList.aspx?ccd=R2000386)
「とってもクリンフードプレミアム」の特徴は、お手入れ時期を教えてくれる「お手入れサイン」や消費電力を抑える「エコラン(R)」、「省エネモーター」、「ワンタッチ着脱ファン」、「3段階遅延タイマー」などです。
ホワイト
(引用:クリナップ公式サイト https://style.cleanup.jp/form/CategoryList.aspx?ccd=R2000386)
ステンレス
(引用:クリナップ公式サイト https://style.cleanup.jp/form/CategoryList.aspx?ccd=R2000386)
この他、コンロをつけると自動的にファンがまわりだす「コンロ連動」や「常時換気」などの機能も搭載されていて、スッキリとした見た目に反して機能は盛りだくさんです。
参考価格:¥196,000〜(商品価格・交換費用含む)
洗エールレンジフード
(引用:クリナップ公式サイト https://style.cleanup.jp/form/CategoryList.aspx?ccd=R2000386)
「洗エールレンジフード」は、ボタンを押すだけでフィルターとファンを取り外さずに自動洗浄してくれるという、なんともありがたい機能です。
自動洗浄機能は10年間もつので、その間は月に1度ボタンを押すだけでお掃除が完了できます。
参考価格:¥224,000〜(商品価格・交換費用含む)
おすすめレンジフードのまとめ
人気メーカーのレンジフード8製品をご紹介しました。最新商品は、どれもお手入れのしやすさやフラットでデザイン性の高い外観が標準装備されていましたね。
メーカー別の特徴をまとめてみると以下のようになります。
パナソニック
- 自動で調理温度を計測し、風量を調整する「エコナビ」
- 自動でファンの油汚れを吹き飛ばす「油トルネード機能」
TOTO
- パーツ数が少ないノーフィルター
- 自動洗浄機能
- 音が静かな「省エネモーター」
- より凹凸が少ない「デザインフード」
- 空気の壁でニオイや煙を広がらせない「エアカーテン」
タカラスタンダード
- 汚れが落ちやすいホーロー製
- フードのカラーが豊富に選べる
クリナップ
- お手入れ時期を教えてくれる「お手入れサイン」
- 消費電力を抑える「エコラン(R)」
- 「省エネモーター」
- 「ワンタッチ着脱ファン」
- 「3段階遅延タイマー」
- フィルターとファンを取り外さずに自動洗浄する「洗エールレンジフード」
また、参考価格は取扱店によって異なるので、ご了承ください。
今回ご紹介したメーカー別の特徴をよく比較して、納得のいくレンジフードに交換してください!