施工例

短い工期でコスパに優れる床リフォームの実例

2020年2月12日

フローリングなどの床材は、時間の経過とともにキズは増え、また劣化によって色あせるなど傷みが目立ってくることがあります。
長く暮らすマイホームなら、定期的にメンテナンスをして美観を維持していくことも重要です。

傷みが激しい場合や、ガラッとイメージを一新したい場合などは、思い切って床をリフォームすることもよいでしょう。

今回は床をリフォームする2つの方法と、施工事例についてご紹介したいと思います。
施工事例は、日常生活をできるだけ制限しない、短い工期を重視した工事です。

床をリフォームする2つの方法とは

床をリフォームする方法はおもに2つあります。

床リフォームの方法

  • 張り替え
  • 重ね張り

それぞれの方法について解説いたします。

張り替え

既存の床材を剥がして、新しく床材を張ります。
張り替え場所によっては、キッチンや洗面台など設備まで取り外す必要があるため、工事の規模は大きく工期も比較的長くなります。

また廃材も多くなり、コストは割高になることが特徴です。
ただし築年数が古い場合は床下地部分も老朽化が進んでいる場合もあり、床仕上げ材だけでなく下地の修繕も必要に応じてできる点はメリットといえるでしょう。

重ね張り

既存の床材の上に、新しい床材を重ねて張ります。
張り替えと違って設備の取り外しはほとんど必要なく、状況に合わせた施工が可能であるため、工期を短縮できます。

廃材は極めて少なく、また人件費も削減できるため、コストは安くなることが特徴です。
ただし床仕上げ材の種類によっては、凹凸など下地の状態に影響を受ける場合がある点では注意が必要です。

重ね張りが可能な床仕上げ材はいくつの種類がありますが、代表的なものは次の通りです。

重ね張りが可能な床仕上げ材

  • フリーリング
  • フロアタイル
  • クッションフロア

注意しておきたいのは、敷居やその他取り合い部分との高さ調整で、床仕上げ材のほうが高くならないようにしなくてはいけません。
またクッションフロアの場合は非常に薄い材料であるため、下地の状態を反映しやすく、適切な下地処理が必須となります。

床リフォームの施工事例

今回のリフォーム事例は、岡山県倉敷市玉島にある築25年の木造戸建て住宅です。
おもなリフォーム工事の内容は次の通りになります。

メモ

  • LDK、玄関ホール:既存フローリングにフロアタイルを重ね張り
  • トイレ:便器交換、既存フローリングにフロアタイルを重ね張り
  • 和室:既存畳にフロアタイルを重ね張り

リフォームの内容を個別に見ていきましょう。

LDK、玄関ホールのリフォーム

LDKと玄関ホールの床はフローリング仕上げとなっていましたが、その上からフロアタイルを重ね張りしています。

フロアタイルとは、塩ビを素材とするタイル状の床仕上げ材です。
木目や石目などデザインが豊富で、キズが付きにくく耐久性に優れるなどの特徴があります。

厚みも3mm程度と薄く、フローリングなどの上に専用の接着剤で重ね張りが可能です。
また1枚が150×900mmや300×300mmのようにそれほど大きくないものではなく、1枚だけの張り替えもできるなどメンテナンス性にも優れます。
施工性に優れ、かつ短工期、低コストでできる点は、リフォームに適した材料といえるでしょう。

LDK、玄関ホールのフローリングは、ダークブラウンを基調としていましたが、思い切って清潔感のあるホワイトを基調とする空間へと一新しました。
玄関ホールの上がり框もホワイト色の専用部材を使い統一しています。

トイレのリフォーム

トイレは便器の交換と、フロアタイルを既存の床材の上に重ね張りしています。
便器は掃除がしやすい手洗付きの一体型トイレを採用しました。
ホワイト色のフロアタイルを張ることで、清潔感あふれるトイレを実現しています。

和室のリフォーム

和室はこれまで畳の上にカーペットを敷いて利用していました。
畳の上に、湿気を通すカーペットを敷くと境界面で湿度が高まり、場合によってはカビやダニを発生させる原因にもなるため注意が必要です。

今回のリフォームではカーペットを取り除きフローリングを張っています。
フローリングは接着剤などで張り合わせるということではなく、畳の上に置いている状態となります。

通常フローリングは、凹と凸を組みあわせるサネ構造となっており、サネでつなぐとずれることはありません。
畳の弾力があるため他の部屋と歩行感が変わることもありますが、フローリングはいつでも簡単に取り除くことができ、また場合によっては畳を撤去しての再施工も可能です。
フローリングは、ほぼ水分を通すことがないため湿気の心配も不要となりました。

「床リフォーム」まとめ

今回はフロアタイルを利用したリフォーム事例をご紹介しました。
壁やその他家具など既存のものを撤去せずに施工しているため、短期間で、かつコストも抑えたリフォームを実現しています。

イメージもまったく違った空間へと生まれ変わり、生活の質も向上することでしょう。
日常生活への影響をできるだけ少なく、そしてコストパフォーマンスの高い床リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

取材協力:
イワタニ山陽株式会社
広島市安芸区中野1丁目7番2号
TEL:082-893-3055/FAX:082-893-0943

-施工例
-

© 2020 Renote