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新築・リフォームで注意すべき「建物アレルギー」とは?

2020年2月1日

新築した家に引っ越したり、家をリフォームしてからなんとなく体調が悪いという人は、もしかしたら建物が原因かもしれません。建物に使われる建材は、アレルギー症状を引き起こす場合があるからです。アレルギーは、同じものを食べても反応が出る人とそうでない人がいるように、同じ家に住んでいても症状が出る人と出ない人があります。

今回は、建物アレルギーの正体とその対策について説明します。

シックハウス症候群

建物アレルギーの正体は、シックハウス症候群と呼ばれるものです。原因は、家に使われている化学物質や、ダニ・カビなどです。化学物質は木だけでなく、壁紙やカーテン、家具に含まれている可能性もあります。

家具やカーテンなら比較的簡単に原因を取り除くことが可能ですが、建物を建てる際に使われる建材となると、なかなか取り除くことができません。

シックハウス症候群の症状

シックハウス症候群の症状は、これと決まったものはありません。しかし、多くの場合、以下のような症状に悩まされる人が多いようです。

  • 目がかゆい
  • 咳が出る
  • 鼻水が出る
  • 喉が乾燥する
  • 吐き気
  • めまい
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • じんましん

生活習慣を変えていないのに、これらの症状が出てきた場合には、シックハウス症候群の可能性があります。

建物アレルギーにならない建材とは

予めシックハウスを予防するには、以下の建材などを使用するのがおすすめです。

自然素材の壁材や無垢材の床材

自然素材とは、天然由来の材料です。現在、多くの住宅で使われる壁紙にはビニールクロスが使われており、フローリングにもホルムアルデヒドが使われています。接着剤にも化学物質が使われています。しかし、天然由来の材料にすることで、これらの化学物質をかなり軽減することが可能です。

自然素材の壁でおすすめなのは、しっくいや無垢材の木の板などです。ただし、しっくいを作る際に使う糊が化学物質で出来ている場合があるので、できれば確かめるのが良いでしょう。

また、床材のフローリングには無垢材を使うと、化学物質を防げます。無垢材は天然の木を削り出して作るのでやや高価にはなりますが、健康を考慮するなら自然のものが一番です。

フォースターの建材

フォースターは「F☆☆☆☆」と表記します。四ツ星建材とも呼ばれ、ホルムアルデヒドをあまり含まない建材につけられるマークです。2003年に建築基準法改正によって、シックハウス症候群対策が義務付けられ、ホルムアルデヒドを最小限に抑えた建材が開発されるようになりました。

フォースターマークが付いている健在なら安心です。星が多いほどホルムアルデヒドが少なくなり、フローリング・壁紙・糊などに表記されています。

調湿建材

調湿健在とは、室内の湿度を調節する建材のことです。健康は室内の温度よりも、むしろ湿度に左右されることが分かっています。湿度が高ければ、カビも発生しやすくなり体調が悪くなる確立が高くなります。

調湿できる建材は、木・壁・畳です。じつは昔ながらの日本家屋は、調湿建材が多く使われていました。最近では木だけで造る家は逆に高価になりましたが、調湿機能がついた壁紙などがも販売されているので、そういったパーツを変えるだけでも効果があります。

すでに建ててしまった後に気づいたら

すでに建ててしまった後にアレルギー症状に気づいた場合は、以下の方法が有効です。

換気をする

できれば毎日、窓を開けて換気をしましょう。窓を閉めている間も、常に換気扇を回して室内の空気をきれいなものにすることが重要です。

湿度を調整する

湿度管理はダニやカビを発生させないため、とても大切です。換気はもちろんのこと、こまめな掃除・洗濯をして、フンや死骸も残さないようにしましょう。また、布団やクッションもまめに日に干して、殺菌・乾燥をさせましょう。カーペットやベッドマットなど洗濯や日干しできないものは、定期的に殺菌スプレーを吹きかけたり、住まいの洗剤などを含ませた雑巾で拭き、乾燥させたりするのも1つの方法です。

ただし、湿度が低すぎても喉などの粘膜が乾燥する原因になるので、40〜69%を目安に管理するのがおすすめです。

建物アレルギーのまとめ

建物アレルギーは、誰がかかるかわかりません。これから新築やリフォームを考えている人は、できるだけシックハウス症候群にならない建材を使うことをおすすめします。もし、すでに入居済みで症状が出てきた場合には、早急に病院で受診し、換気や湿度管理を行いましょう。

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