初代わが家の洗面
1996年に2×4工法で建てたわが家。
普通の洗面が嫌で、システムタイプの洗面にしました。
カウンター・ボウル・水栓をそれぞれ選んで、組み合わせてもらうタイプです。
下はオープンにしてもらいました。
ところがその工務店さん、あまりシステムタイプの洗面を扱ったことがなかったのか、イメージがなかなか伝わりません。
で、結局完成したのが…
「壁の幅が48㎝しかないのに、奥行き60㎝の洗面カウンター」
すぐそばにある脱衣室のドア枠に当たって、カウンターが収まらないので、当たる部分のドア枠をカットして、どうにか収まった。
「カウンターの両サイドの小口化粧がされていなくて見た目が悪く、どうにかしてほしいと言ったら、似た感じの大理石を貼り付けて隠す」
と残念ポイントが・・・。
洗面ボウルにヒビが入ること2回!
家を建ててから15年くらい経った頃、猫が洗面近くの棚にあった小物を蹴落として、落下。見事にヒビが入りましたが、この時はボウル交換だけですみました。
それから5年後、同じパターンでボウルにヒビ・・・。
さすがに20年たっているので、洗面台を取り換えることにしました。
洗面台だけでなく、脱衣室の内装もかえることに
猫にはがされた壁紙も気になっていたので、脱衣室ごとリフォームすることにしました。
今回こだわったポイントは次の通りです。
洗面台選びのポイント
- 壁の幅に収まる、奥行き小さめでオシャレにみえる洗面台
- ボウルとカウンターは、継ぎ目のないお手入れしやすいもの
- 収納できるキャビネットタイプ
内装のこだわり
- 個性的にしたい
- 洗面周りにはモザイクタイルをはる
新しくなった洗面台
新しい洗面台はLIXILの『エスタ・ボウルカウンター一体型 幅90㎝』に決めました。
キャビネットは、収納しやすい引き出しタイプ(小引き出し2段+開き扉)で、ボウルとカウンターは一体成型。
継ぎ目なし!お掃除楽々です。
この洗面にした一番の決め手は奥行きです。
奥行き44㎝のエスタは、幅48㎝の壁にきれいに収まります。
(脱衣室のドア枠のカットされた部分には、大工さんが木をはめ込んで、カモフラージュしてくれました)
その他、エスタの仕様でこだわったポイントは、下記の通りです。
エスタの仕様でこだわったところ
- ドア枠回避仕様
洗面台の引き出し側を壁につける場合、引き出しのすぐ近くにドア枠があると、引き出しがドア枠にあたって引き出せない!ということになってしまいます。
わが家はまさにそういう状態なので、ドア枠回避仕様にしました。 - キャビネット側面と蹴込みのカラーを、オプションで扉同色に。
標準だとこの部分の色はホワイト。 - 扉と同じ木目にしたことで、見た目もすっきり。
もともとエスタの蹴込み部分は引っ込んでいるのですが、木目にしたことで目立たず、一見すると浮いているように見えます。
おしゃれな浮遊感のある洗面になりました。
新しくなった脱衣室の内装
以前の内装は、よくある白い壁紙に、床は水に強い木目のクッションフロアでした。
今回の内装のこだわりポイントは次の通りです。
壁紙
茶系の皮のような表面加工の壁紙を選びました。
(大工さん「えー!こんな色にするのー!」→完成後「いい感じだなー」(笑))
洗面周りのタイル
かわいくなりすぎない、渋めの色のモザイクタイルを選びました。
そしてこだわったのが『目地材』です。
今回は水回りなので、疎水性があり、汚れ・カビのつきにくい『スーパークリーンバス・トイレ』という目地材の、ベージュ色を選びました。
(5年たちますが、汚れ・カビともにまったくありません)
床
以前と同じくクッションフロアですが、幅が広めのリアルな木目調にしました。
今回は90㎝の洗面台を入れる際に『洗濯機パン』が邪魔だったので、とりはらってスッキリさせました。
ついでにお願いした小修繕
せっかく電気屋さんも、水道屋さんも来てくれるので、ちょっと気になっていた、浴室の小さな修繕もお願いしました。
お願いしたのは
- 換気扇の交換。(運転音が大きくなっていたので、かえてもらいました)
- コーキングの打ち直し(地味に大事な部分。)
- 浴室の水栓の一部部材交換
思い切ってお願いしてよかった点です。
予想外のうれしいことも!
洗面の奥行きが15㎝減ったことで、脱衣が広く感じたということです。
わが家の脱衣は1.5畳と狭いので、15㎝の差は大きかったです。
使い勝手もとてもよくなり、大満足のリフォームでした。