台所にある換気扇は長年使っていると劣化してしまうため、時期がきたら交換する必要があります。
キッチン全体をリフォームするのは大変ですが換気扇だけならば手軽にリフォームできるので、今回は交換すべき時期や換気扇の種類を紹介します。
換気扇はどんなタイミングでリフォームすればいいか
換気扇は使用する頻度や手入れの仕方によって、劣化の速度は変わります。
吸い込みの力が弱くなったなと感じたり、動かすたびに異音が発生するようになったらリフォームすることを考えましょう。
また、換気扇の横幅を変えることは難しいため、現在使っているものの幅を基準にして選択するのが大事です。
ファンやフードの種類について
換気扇はファンとファンのカバーであるフードでできているため、キッチンに最適なものを選びたいなら、どんな種類があるのかを知っておくことをおすすめします。
プロペラタイプ
まず、プロペラタイプは壁にファンが設置されており、直接排気するのが特徴です。
昔から利用されているタイプで風量は強いですが、騒音が発生しやすいのがデメリットになっています。
シロッコタイプ
シロッコタイプは筒状に板状の幅が小さい羽が取り付けられているファンで、排気はダクトを利用して行います。
ダクトが長くなりやすいマンションなどで使われることが多く、高気密住宅などにも普及しているタイプです。
ダクトから排気するファンには、後ろ側に反った羽のついた掃除のしやすいターボファンなども存在します。
レンジフード
次にフードですが多くの家庭で採用されている深型のレンジフードは、ブーツ型とよばれています。
シロッコファンとプロペラファンのどちらも使うことが可能です。
スリムな形のスリムタイプはシロッコファンを用いて、低い天井でも取り付けられるコンパクトな浅型はターボファンかシロッコファンが用いられています。
いろいろなメーカーから換気扇は販売されている
様々なメーカーから換気扇は販売されており、各社お手入れが楽になるように工夫がされています。
全自動で掃除を行うファンが搭載されている換気扇も存在するので、掃除を簡単にしたいならばこのような機能が備わった製品を検討しましょう。
換気扇を交換する際の費用
リフォーム業者を探して換気扇を交換する場合、製品の種類や工法の仕方によって料金は変化します。
業者によって費用は変わってくるので、複数者に問い合わせて見積もりを出してもらい比べてみましょう。
工事費だけでなく廃材処分費や解体費などが必要なこともあるため、見積もり表は見落としがないようにしっかり確認するのが大事です。
換気扇は一度交換したら数年は使い続けることになるので、後悔しないように慎重に業者を探しましょう。