トイレを最新のものにするだけで、1回15Lの水が4〜5Lで済むっていうのは知ってました。
しかも節電効果もあるため、省エネトイレを10年間使用すれば、20万円も節約できるのですって。
これって、ほとんどリフォーム費用が賄えちゃう。
快適なトイレライフを手に入れると同時に、エコにもつながる「トイレリフォーム」が今、ブームになっています。
そこで今回、広島県を中心に岡山県、山口県の山陽地方で数多くのリフォームを手がけている「イワタニ山陽」さんに、トイレリフォームについて教えてもらいました。
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一番見直したい節水ポイントは?
知っていますか?
トイレを1度流す度に約15Lの水が必要なのです。
4人家族で一日に1人が4回トイレに行くと、240Lの水が必要になります。
一般的な家庭のお風呂の浴槽が200Lくらいなので、一日に2度お風呂に水を入れている事になります。
節水に関心がある方はタンクの中にペットボトルなどを入れて節水をしている人がいるかもしれませんが、実はその節水方法はあまりオススメ出来ない方法です。
1度水を流すのになぜ15Lの水が必要なのか?
それは、排泄物を10メートル以上先まで流す必要があるから。
その水を勝手に減らしてしまうと、10メートル先まで流れず途中で詰まりの原因になるのです。
それではオススメの節水方法はと言うと、実はトイレのレバ-の大小を使い分けることなのです。
基本は一度で流しきることです。
小の時もたくさんのペーパーを使ってしまうと一度では流しきれず2度流さなければならない事もあります。
それでは節水になりません。
大の時もシャワーを効率よく使うなどして、一度で流しきるようにしましょう。
節水効果のあるトイレへのリフォーム、その効果は?
実は最新のトイレは1度に流す水の量が4L~5Lほどですむのです。
古いタイプのトイレはタンクも大きく、1度に15L使用するのでその差は歴然です。
なぜ、これほどまでに水の量が違うのでしょう。
それは水流にありました。
以前のトイレは水が下に流れ排泄物を流す仕組みでしたが、水の量も多く流した後に縦の筋がつく事がありました。
最新のトイレは渦を巻くように排泄物を流す事で水の量は少なくても効率よく綺麗になるのです。
節水効果もあり、抗菌効果もあるので買い換えを考えている人にはお勧めです。
家族の人数が多ければ多いほど新しいトイレへのリフォームは節水につながります。
しかし、リフォームにはトイレ本体の価格以外にも古いトイレの撤去費用や、床や壁のリフォームなどコストがかかるのでよく考える事が重要です。
最近のトイレへのリフォームは節電にも繋がる
トイレのエコは、節水だけではありません。
実は、ウォシュレットやシャワー、保温便座もかなりの電気を使うのです。
最新のトイレは暖房便座にも省エネ機能があり、設定した時間だけ便座を温める事ができます。
また、トイレ本体が学習機能搭載で使用頻度を考慮して省エネ運転をしてくれるので、10年前のトイレから最新の節水トイレへリフォームした場合、年間で4000円~6000円節電出来ることになります。
節水節電効果のある省エネトイレを10年間使い続けると20万円前後の節約が出来るので、リフォームの基本的な費用はまかなえる形になります。
しかし、そのほかの費用も発生することが考えられますので、よく考えて検討しましょう。