トピックス

リノベーション住宅の56%が、部屋数を「減らしていた」ことが判明。部屋数増はわずか5.8%

東京に本社を置くSUVACO(スバコ) 株式会社が調査したとろこによると、リノベーション住宅の56%が、部屋数を「減らしていた」ことが判明。部屋数増はわずか5.8%という結果でした。

リノベーション時、部屋数は「減らす」がトレンド

「SUVACO」に登録している住宅事例のうち、フルリノベーションを行っており、リノベーション前後の部屋数が明らかになっている658事例を抽出。
部屋数の増減について調べたところ、フルリノベーションを行った家のうち55.9%が部屋数を減らしていました。
部屋数を増やしていた家はわずか5.8%と、家を細かく区切るよりも部屋数を減らして開放的な空間をうまく活用するほうが人気であることがわかります。

 

居住者タイプ別で見ると、単身者と夫婦・カップルの7割以上が「部屋数を減らしている」としていることから、居住人数が少ない家ほど空間を広く使う傾向にあることがわかります。

「部屋数を減らす」リノベーション実例

では、リノベーションの前後で部屋数が減った事例を、単身者、夫婦2人、子供のいるファミリーの3タイプに分けて紹介しましょう。

単身者×築47年の中古マンションのリノベーション

リノベーション前の間取りは「2LDK」でしたが、フルリノベーションをすることによって「1LDK」の家に。
猫と暮らす施主の要望から、LDKと寝室、インナーテラスには扉をつけず、室内窓を設置した壁を回遊するスタイルになりました。
ひとつながりの空間になったことで、施主が出かけている間も愛猫が気ままに家中を駆け回れます。

設計・施工:インテリックス空間設計
https://suvaco.jp/project/oTrudtj6gX

夫婦×天井木ルーバーとモルタルで仕上げた壁が印象的な中古マンションリノベーション

夫婦で暮らすこの家のリノベーション前は「3LDK」でしたが、「1LDK」に変更。間取りを区切らず天井高を活かし、小上がりやロフトを設けるなど縦空間をうまく取り入れたリノベーションです。

設計・施工:ハコリノベ
https://suvaco.jp/project/psdNQCxuR3

家族(子ども1人)×築29年83平米のタワーマンションのリノベーション


家族3人で暮らすこの家のリノベーションは、「4LDK以上」の部屋を「1LDK」に。家族構成は1歳のお子さんのいる3人家族で、将来の変化にも対応できるようになるべく広々とした部屋を残したつくりになっています。

設計:ハンズデザイン一級建築士事務所
https://suvaco.jp/project/GRF2xTNnap

まとめ
居住人数を問わず、部屋数を減らすリノベーションが多数派であることが、この調査で明らかになりました。このことは、個室をたくさん持つことが豊かだとされた、かつてのnLDK志向から住み手の意識が変化してきたことを物語っています。SUVACOに掲載されている多数のリノベーション事例を見てわかるのは、住まいの中心となるリビングをなるべく広く、開放的にしようとするトレンドです。料理をする、食べる、くつろぐ、仕事・勉強をする、趣味を楽しむ、遊ぶ、寝る……こうした生活のさまざまな用途をリビングが兼ねることで、個室が担っていた機能をうまく取り込んでいる事例が数多く見られます。人口減少や家族のつながりを求める志向とも相まって、この傾向はこれからも続くものと思われます。

-トピックス
-,

© 2020 Renote