汲み取り式のトイレは衛生面に大きな問題があるので、清潔な暮らしを営むためには速やかに水洗式のトイレにリフォームしたいものですね。
しかし、どのような工事が必要で、どこに頼めばいいのでしょう。
そこで、今回は「汲み取り式トイレを水洗式トイレにリフォームするときの注意点」を紹介しましょう。
汲み取り式トイレのリフォームを依頼するときは、信頼出来る業者を選び、目的に沿った内容で工事を進めることが大切です。
トイレを水洗式トイレに作り変えるメリットについて
トイレは誰でも必ず使う設備なので常に良好な状態を保つ必要があります。
現在の住宅は下水設備が整っていることもあり、トイレは水洗式が普通です。
水洗式のトイレは排泄物を水流で下水に流し込むので、住宅内が不潔になる心配がありません。
一方、造りが古い住宅は排泄物を便槽に溜めておく汲み取り式トイレが使われていることがあります。
汲み取り式トイレは排泄物を便槽に溜めておくので悪臭に困る他、ハエなどの害虫が繁殖する問題もあります。
また、トイレやその周辺が不潔になりやすいのも汲み取り式トイレの欠点なので、清潔で快適な暮らしを営むためには早期に水洗式トイレへのリフォーム工事を行うことが重要になります。
水洗式にすることで悪臭や害虫に悩まされることがなくなり、トイレも常に清潔な状態に保つことが可能です。
便槽から発生する悪臭が近隣に迷惑をかけてしまうのも汲み取り式トイレに付きまとうトラブルですが、水洗式に作り変えることで周囲の環境を改善させることも出来ます。
- 悪臭に困る
- ハエなどの害虫が繁殖する
- 不潔になりやすい
トイレのリフォーム工事に関する注意点
汲み取り式トイレのリフォーム工事は衛生管理の向上に繋がる利点がありますが、その一方で費用や立地環境で工事の内容が大きく変わるので注意が必要です。
トイレのリフォーム工事の中では完全な水洗式に作り変えるのが衛生面の改善に最適です。
排泄物を溜める便槽がなく、下水に流し込むことが出来るので悪臭や害虫の心配が無いのが利点ですが、建物の下水設備を大きく作り変える必要があるので工事も大掛かりになります。
そのため、費用が高額になりやすいので事前の見積もりが不可欠です。
また、住宅の立地によっては公共設備である下水管が敷設されていない所もあるので、普通の水洗式と同様の設備に作り変えることが出来ない可能性があります。
特に山地に近い立地は工事の手間がかかることから下水設備が敷設されていない地域が多いので、トイレのリフォーム工事を行う際は便器と便槽の間にフィルターや防臭設備を用意している簡易水洗式のトイレ工事を選ぶのが無難です。
トイレは使いやすいことが重要なポイントなので、工事を依頼する際はトイレ工事に慣れている業者を選ぶことを心がけましょう。
また、費用の内訳を詳しく提示出来る誠実な業者を選ぶのも工事後のトラブルを避ける工夫です。
- トイレ工事になれている業者を選ぼう
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