和式で用を足すのが辛いなど、さまざまな理由から洋式トイレへのリフォームを考えている人も多いことでしょう。
しかし、リフォームするとなると費用がかさみます。
そんな時に選ばれているのが簡易洋式便座トイレです。
今回は簡易洋式便座とはなにか、そのメリットやデメリットについてご紹介しましょう。
簡易洋式便座トイレってなに?
簡易洋式便座トイレとは、工事をすることなく和式のトイレを洋式のトイレにする方法です。
歳をとると膝への負担が大きい和式のトイレは辛く感じます。
そのようなときに簡易洋式便座を置くだけで和式のトイレを洋式のトイレに変えることができるのです。
簡易洋式便座はホームセンターや介護用品を取り扱っている店、もしくはインターネットなどで買うことができます。
簡易洋式便座トイレのメリットは?
安いものなら3,000円程度で洋式に
簡易洋式便座を使って、和式のトイレを洋式に変えるメリットは、なんといっても費用が安く済むということです。
通常和式から洋式にリフォームするとなると工事が必要になります。
リフォーム工事をするとなると、解体費や取り付け費といった工事費だけでなくトイレの本体代などもかかりますから、安くても20万円程度は費用が必要になります。
その点、簡易洋式便座は工事などは必要なく、和式のトイレに簡易洋式便座を置くだけであっという間に洋式のトイレにすることができるのです。
安いものなら3,000円程度というものもありますから、お金をかけることなく洋式トイレに変えることができるのは嬉しいポイントでしょう。
工事の必要なし。置くだけですぐに使用可能
また、買ってきたらすぐに使えるというのもメリットです。
特別な設置方法などはなく、置くだけなのですぐに使用することが可能です。
工事するとなると時間がかかってしまいますが、置くだけの簡易洋式便座なら余計な時間がかかりません。
- 値段が安い
- すぐに使える
簡易洋式便座トイレのデメリットは?
プラスチック製だから掃除が大変
デメリットとしては、掃除がしにくいということが挙げられるでしょう。
簡易洋式便座の多くはプラスチック製であるため、汚れがやや落ちにくいというデメリットがあります。
また、定期的に簡易洋式便座を持ち上げて洗剤をつけての擦り洗いが必要になりますので、手間がかかるということも言えます。
衛生面でやや劣るのがデメリットになります。
ウオッシュレットを取り付けられない
また、多くの簡易洋式便座はウォシュレットを取り付けることができません。
ウォシュレットを取り付けられる陶器製の簡易洋式便座もありますが、価格が高くなりますし、設置工事も必要になります。
一般的なトイレのリフォーム工事よりは安く済みますが、およそ4万円からと通常の簡易洋式便座よりは費用がかさみます。