賃貸物件は、リフォームできないとあきらめていませんか? もちろん、壁に穴を開けたり、床を張り替えたりすることはできません。
でも、大丈夫です!
工夫次第では自分でプチリフォームし、好みのスタイルにお部屋を変えることが可能なんです。
この記事では、自分で簡単にできる壁、床、収納のプチリフォームのアイデアをご紹介します。読み終わる頃には頭の中がアイデアでいっぱいになっていますよ!
壁にはカッティングシートを使う
壁を変えると、お部屋の雰囲気もガラリと変わりますよね。賃貸物件の壁をペンキで塗ったりするのはもちろんNGですが、壁を傷つけずに変身させられるのが、「カッティングシート」。
カッティングシートとは、シール状になったシートで、色柄も豊富で貼ってはがせるのが特徴です。凹凸のない平面なら貼ってはがせるので、キッチンの壁やシンク下の扉などの模様替えに重宝します。
また、防水加工が施してあるカッティングシートもあるので、水回りなどにも使えて便利です。
カッティングシートで模様替えできる場所の例
- キッチンの壁
- キッチンのシンク下収納の扉
- 風呂場の壁
その他、ダイニングテーブルやタンスなどにも使え、アイデアが広がりますね。
床は敷くだけ◯◯を使って雰囲気を一変!
長く住んでいると、床のフローリングをもう少し明るい色にしたい、キッチンの床を防水にしたいなど、色々な願望が出てきますよね。
もとのフローリングを剥がすことは出来ませんが、敷くだけで完成するフローリンやフロアクッションなどを使えば、手軽に床の雰囲気をガラッと変えることができます。
フローリングはサイズも豊富で、インターネットの通販サイトやカタログ通販などでも2万円くらいからあります。フロアクッションはカッターなどで切って使えるので、挑戦してみては。
床は地域や集合住宅によってサイズが違うので、敷くだけフローリングやフロアクッションなどは、床のサイズをよく調べてから購入しましょう。
下記は、地域によって違う床サイズを並べてみたものです。一番大きいサイズが京間、一番小さいサイズが団地間です。
地域によって違う床サイズ
- 西日本エリア:京間
- 愛知・岐阜・三重など:中京間
- 北海道〜関東エリア:江戸間
- エリア問わず一番小さいサイズ:団地間
地域によってと書きましたが、たとえば西日本でも江戸間が使われている物件もありますので、購入前に必ず自分の部屋を測ってみましょう。
収納は突っ張り棒が大活躍!
オシャレな部屋でも収納が少ないと、自分で家具を置くことになります。でも、どんどん物が増えて収納が足りない! と手狭になっていませんか?
そんなときは、壁面収納を作ってしまいましょう。
突っ張り棒
突っ張り棒は、長さ・耐荷重ともに様々なものが売られています。壁に長めで耐荷重の大きい突っ張り棒を渡せば、ハンガーや吊るす収納が作れます。
見せる収納でブティック風にしたり、観葉植物をぶら下げればお部屋のアクセントにもなりますよ。
ブラケット&木材
また、ホームセンターなどで売っている「ブラケット」を使えば、壁を傷つけずに思い通りの壁面収納が作れます。
ブラケットとは、ツーバイフォーの木材を固定するパーツのことです。ホームセンターなどで売っているツーファイフォーの木材をブラケットに差し込み、天井と床に挟めば頑丈な突っ張り棒ができます。
ブラケットと木材で作った突っ張り棒を2本作れば、板を渡して棚を作ったり、有効ボードを取り付けて壁面収納を作ることも可能です。
ブラケットは、ネジ式のほか、バネが付いている簡単に取り扱える製品もあるので、ホームセンターで探してみてください。
賃貸のお部屋のプチリフォームのまとめ
賃貸物件のプチリフォームをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
賃貸のお部屋だからといって、模様替えはあきらめなくても大丈夫です。この記事でご紹介したのは、以下のプチリフォームです。
- 壁:カッティングシートを活用する
- 床:敷くだけフローリングやフロアシートで雰囲気を変える
- 収納:突っ張り棒で壁面収納を作る
ご紹介した方法で、ぜひ、簡単に思い通りのお部屋を実現させてください!