リフォームや新築時に、トイレに手洗いカウンターを設置したいという人も多いのではないでしょうか。
新築の場合は壁に埋め込むタイプも選択できますが、後付けの場合は費用や工事日数がかかります。
今回は、後付けでカウンターを設置する際の、費用相場をご紹介します。ぜひ、ご検討の参考にしてください。
手洗いカウンターの種類
手洗いカウンターには、大きく分けて以下の2種類があります。
- 一体型手洗いカウンター
- ボウル設置型手洗いカウンター
一体型は、手洗いとカウンターが一体になっているもので、比較的コンパクトなものから収納キャビネット付きの大きなものまで、種類が豊富です。
ボウル設置型の場合は、カウンターの上に手洗いボウルを置く形になります。おしゃれな陶器やガラス製のボウルなど、こだわりたい人におすすめです。
また、手洗いカウンターの設置にはスペースが必要となります。一般的なトイレのスペースは幅90cm程度、奥行き120cm程度です。ドアが内開きか外開きかによっても確保できるスペースが異なるので、設置できる場所とカウンターの大きさをよく検討することが大切です。
1. 一体型手洗いカウンター
一体型手洗いカウンターは、シンプルに手洗いのみのものと、手洗い+カウンター(台)があるもの、手洗い+カウンター+キャビネットがつくものなど数種類があります。
手洗いカウンター単独
手洗い+カウンター
手洗い+カウンター+キャビネット
手洗いのみのブラケットタイプの場合の費用相場は、約10万円程度です。手洗い+カウンターは約12万円程度、さらにキャビネットがつくと18万円程度になります。
手洗い種類と内訳 | 費用相場 |
ブランケット型(手洗いのみ) 本体 取付工事 諸経費 |
諸経費 計10万円程度 (約4万円) (約5万円) (約1万円) |
手洗い+カウンター 本体 取付工事 諸経費 |
計12万円程度 (約6万円) (約5万円) (約1万円) |
手洗い+カウンター+キャビネット 本体 取付工事 諸経費 |
計18万円程度 (約8万円) (約5万円) (約1万円) |
2. ボウル設置型手洗いカウンター
トイレをおしゃれな空間にする、自分好みのボウルを置きたいという人も多くなっています。手洗い用のボウルは、コンパクトなタイプから大ぶりのものまでと様々。
ボウルのみの価格は安いもので1万円台からありますが、一般的な相場は3〜4万円と考えると良いでしょう。信楽焼や美濃焼などの和ものや、アンティークの磁器など、あれこれ想像して選ぶのも楽しいですね。
ボウルとカウンターパーツは別々に選んで購入することもでき、最近ではDIYで設置する人も多いようです。その場合、必要なパーツは以下のとおりです。
ボウルとカウンターの費用例
手洗いボウル | 20,000円 |
手洗いカウンター | 18,000円 |
単水栓(水が出る部分 | 28,000円 |
S字トラップ(ボウルと排水口をつなぐパイプ) | 10,000円 |
止水栓(給水用のパイプ) | 15,700円 |
接続用銅管(単水栓と止水栓をつなぐ管) | 3,000円 |
合計 | 947,00円 |
(参考:といれたすhttps://www.toiletas.jp/?mode=grp&gid=837745)
パーツはホームセンターやインターネットなどで手に入れることができます。
下記サイトは、プロご用達の建材通販サイトですが、個人でも、1点からでも購入可能です。さまざまなメーカーの、さまざまな手洗い用のボウルが取り揃えられています。
アウンワークス
手洗いカウンター費用相場のまとめ
手洗いカウンターは、トイレによって設置する場所も形もある程度選ばれますが、コンパクト設計のものも数多くあるので、工務店や業者に相談すると良いでしょう。新規に設置する場合の相場は、大体10万円〜20万円です。
各メーカーによって特色も異なり、TOTOはキャビネットと一体型でも蛇口が横に付いている省スペース型、LIXILはコーナー用キャビネットなどのコンパクトタイプなどがあります。
色々なメーカーのパンフレットを取り寄せて、材質やデザイン、サイズの違いなどを見比べてみてはいかがでしょうか。