「キッチンを新しくしたい!」
そう思い立ったは良いけれど、どのように行動すれば良いのか分からない・・・と、二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな方へ、キッチンリフォームを進めていくためのポイントをいくつかご紹介いたします。
ポイント①「なぜリフォームしたいのか?」理由を考えておこう
例えば、「古くなって何となく使い勝手が悪いように感じるから」「背丈とキッチンの高さが合っていないから疲れてしまう」そんな簡単な理由で結構です。この段階では、キッチンの種類やガスコンロの機能などについては、まだ考えなくて大丈夫です。
ポイント②リフォーム店に、まずは相談しよう
いきなり工事の契約を結べとは言われませんので、安心して相談してください。
ポイント①の理由を話せば、「使い勝手が悪いと感じているのは、どんなところか。どんな商品なら、解決できるか」「背丈に合ったカウンターの高さは、今使っているキッチンの高さより○○センチ高いほうが良いが、それだとこの商品になる」など、一人ではたどり着けないような提案が、短時間で飛び出してきます。
この会話のキャッチボールは、リフォームをするうえでとても大切な役割となりますので、ありのままを相談すると良い結果につながります。
「フードとコンロの掃除が大の苦手で、ハウスリーニングに頼んでいる…」こんなカミングアウトをしてみたら、きっと会話も弾むことでしょう。
ポイント③見積もりとプランを出して貰おう
ここ最近では、リフォームの見積もりは3社に出してもらうのが常識となっているようです。
比較するのにちょうど良い数だという理由からでしょうか。
話を親身になって聞いてくれ、提案してくれるような営業マンでしたら、思い切ってその方にお願いしてみましょう。きっと気持ちの良いリフォームが行える事でしょう。
ただし、必ず自宅に来てもらい、現地確認が必要となりますので、ご注意を。
反対に一度も現地を見に来ないリフォーム店は避けておいたほうが無難です。
ポイント④ショールームで実際に確認をしよう
どこのメーカーでも、実際に見て触れて体験できるショールームがありるので、必ず一度は行ってみることをお勧めします。
扉の色や、カウンターの材質。水栓金具や食洗機の種類など、商品のチェックはもちろんですが、やはり使い勝手を実際に試してみると、思わぬ変更点が見つかることもあります。
たとえば靴を脱いでスリッパに履き替えると、思ったよりカウンターが高かった、などです。
変更は何度でも受け付けてくれますので、納得がいくまで、実際に試してみましょう。
ポイント⑤内装や食器棚も一緒に検討しよう
キッチンリフォームというと、キッチンだけの取り替えだと思っていませんか。
もちろん、取り替えでも大丈夫なケースもありますが、やはりきれいになったキッチンと比べると、周りの壁紙や床材が色褪せて見えてしまうものです。
また、リフォームをきっかけに、食器の数を減らしたり、家電を増やしたりなど、手持ちの食器棚ではサイズが合わなくなる事があります。
さらに、工事を行うためには、キッチンや食器棚の中のものを、いったん段ボールなどに詰めておかなければなりませんので、片付ける手間が省けるというのも、工事を一緒に行うメリットになります。
いかがでしたでしょうか。
キッチンリフォームというのは、ほとんどがセミオーダーとなっています。
パーツをひとつひとつ、自分仕様に決めていくのが大変でもあり、楽しいところでもありますよね。
プランを固めて着工するまでに、最短でも3週間~4週間はかかると言われていますので、余裕をもって相談を行い、担当者としっかりコミュニケーションをとることが重要といえるでしょう。