最近ではDIYの方法などもインターネットで紹介されているため、壁紙の張替えを自分でやりたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
今回はそんな人向けに、トイレの壁紙に適したクロスを紹介します。
自分でも張替えは出来るのか、トイレに必要な機能には何があるかを解説していくので、検討している人はぜひ参考にしてください。
トイレの壁紙のDIY方法
トイレの壁紙を張り替えるには、まずネジで壁に固定されている物を全て外す作業から始めます。
タオル掛けやトイレのリモコン、換気扇など外せる物を全て外し、それから古い壁紙を剥がしていきます。
ネジを外した事で壁に穴が開いてますが、上から新しい壁紙を貼るので見えなくなります。
壁紙を剥がせても薄紙が壁に残る事がありますが、できる限り全て剥がしましょう。
薄紙が沢山残ってしまうと、新しい壁紙を貼った時に浮いてしまう危険性があるからです。
古い壁紙を剥がしたら、新しい壁紙を貼っていきます。
まず床から天井までの高さを測り、用意した新しい壁紙を切っていきます。
この時少し大きめに切っておき、あとで余った部分を切り取る方が綺麗に仕上がります。
壁紙自体にノリが付いている商品も多く売られているので、ある程度貼ってからなでバケを使い空気を抜き、ジョイントローラーでしっかりと圧着させています。
角の部分や繋ぎ目を上手く貼るには慣れも必要になりますが、何度も張り直しできる壁紙もあるので納得できるまで丁寧に行いましょう。
壁紙を貼り終わったら、外していたタオル掛けなどを好きな位置につけなおし、換気扇などを戻せば完成です。
おすすめの機能性の高いクロス
自分好みのおしゃれな壁紙を選ぶ事も大切ですが、トイレは汚れやすい場所でもあるので機能性の高いクロスも多く選ばれています。
防汚機能付き壁紙
男性が多い家庭のトイレでは、飛び散り汚れが発生しやすいです。
この対処法の1つとして、「防汚機能付き壁紙」が使われています。
この壁紙の表面には特殊なラミネート加工がされており、水分が染み込みにくいので汚れを拭き取る事が簡単になります。
消臭・抗菌機能付き壁紙
トイレの臭いが気になる場合は、「消臭・抗菌機能付き壁紙」が適しています。
これは消臭フィルムが壁紙に含まれおり、商品にもよりますが数時間でニオイの原因となる物質を80%吸収してくれるなどの機能を持っています。
吸放湿壁紙
「吸放湿壁紙」も湿気のこもりやすいトイレに適した壁紙です。
トイレはどうしてもドアを閉めている時間が長いため、湿気がこもってカビが発生しやすいです。
この壁紙は湿気が多い時は吸い取り、乾燥している時は吐き出す機能があるので、空気の通りにくいトイレで力を発揮してくれます。
トイレの壁紙は張替えの中でも難しい
トイレの壁紙は、壁紙を張り替えるDIYの中でも難しい場所とされています。
天井を貼る時もスペースがなく脚立が使えない事もありますし、タンクや水道管などの裏側は手が届きにくく上手く貼れない事も多いようです。
費用こそかかりますが、自分では難しい場合には無理せず業者に依頼する事も大切です。
DIYをする時は自分で出来るかをまず考え、計画的に行うようにしましょう。
ポイント
トイレは難しい場所だけに、無理をせず専門業者に依頼するのがベスト